インドネシアのeコマースVela Asiaが、シリーズAラウンドで150万米ドルをMajuvenから調達

by e27 e27 on 2015.3.6

Vela-Asia

eコマースリテールプラットフォームのVela Asiaは、募集枠を超えたシリーズAラウンドで150万米ドルを調達した。このラウンドを主導したのは、シンガポールを拠点とする初期・成長ステージのVCファンドであるMajuvenだ。

調達した資金はサイト全体の成長促進のほか、ブランドパートナーに提供される技術の拡張に活用される。

私たちはインドネシアにおける強固な基盤を確立し、引き続きサービス品質を改善してクライアントからの受注量を増やしていきたいと思っています。”実店舗からオンラインショッピング” の市場をサポートする技術やサービスを洗練化させることで、ブランド・顧客体験を向上させているところです。その中には、受注管理技術のほか、詐欺防止保護、オンライン・ツー・オフラインマーケティングツール、データ主導のCRM、エンドユーザ消費者の多様なデータベース活用などがあります。

とVela Asiaの共同設立者であるBede Moore氏はe27に対して語った。

Moore氏の以前の肩書きはLazada Indonesiaのマネージングディレクター兼共同設立者であり、彼はeコマース業界に精通している。インドネシアのeコマース業界におけるオペレーション上の経験がVela Asiaで働くことにつながった。

インドネシアでの事業構築をした経験を通して、彼は現地のブランドにオンライン販売のコアコンピタンスはないという実感を持っていた。

その機会を利用して、Moore氏と共同設立者のSusie Sudgen氏はこのB2B2C企業を設立し、現在で2年になる。Vela Asiaはeコマースプラットフォームの運営を専門にしており、インドネシアでのオンライン販売において存在感を確立しようと考えるブランドのために、エンドツーエンド業務を管理するプラットフォームを提供している。Moore氏はバックエンド業務、カスタマーサービス、決済の各部門を率い、Sudgen氏はフロントエンド業務、ウェブサイト開発、マーケティングおよび技術を担当している。

最初に私たちが行うのは、ウェブサイトのデザインと雰囲気をチェックすることです。そして、そのブランドの国際的な規範に一貫して従っているかどうかを確認します。例えば、フランスでHavaianaのウェブサイトを開いたとします。それと同じ体験をインドネシアでも体験してもらえるかをチェックしたいのです。

とMoore氏は説明する。各ブランドは商品のストックを提供し、Vela Asiaがそれ以外の業務を担当する。ウェブサイト、オンラインマーケティング、ソーシャルメディア、決済、倉庫保管、流通、カスタマーサービスなどだ。Vela Asiaは現在、Seafolly、Lee Cooper、G2000、Havaianasといったブランドを含む10社以上の販売業務を行っている。

eコマース市場におけるVela Asiaの課題は特別なものではなく、市場を牛耳っているオンラインマーケットサービス、aCommerceに付随するものでもない。もっとも、Vela Asiaの強みはインドネシア市場における専門知識であるとMoore氏は断言する。

インドネシアの見通し

諸外国へのビジネス拡大についての質問に対し、Moore氏は、Vela Asiaは今のところインドネシアに腰を落ち着けると回答した。同氏と共同設立者の経歴および小売業における経験は、主としてインドネシア地域に焦点を当てたものであり、その市場に対する十分な理解を地域に示した。また、インドネシアの「カッコよさ」は、インドネシア国内で全力を注ぐVela Asiaの忠誠心によるものであるとMoore氏は考える。

「インドネシアはとてもファッショナブルです。若いデザイナーや流行のファッションに身を包んだ人がたくさんいます。それこそが、ファッション業界は面白いと思い参入した理由の1つでもあるのです」

とMoore氏は語った。インドネシアのeコマース市場は今年中には100億米ドル規模になると予想されており、世界的に見ても2番目に消費者マインドが高い国だと言われている。また、今後3~4年間に40%を超える成長が見込まれている。

この高いマーケット成長率とeコマースブームに乗って、大手国際的ブランドをインドネシアで販売できるようにするのが狙いでした。

と同氏は述べた。

【via e27】 @E27sg

【原文】

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------