未来に参加するのか、タクシー業界のように未来を拒むのか?Uber CEOが自動運転車開発への意気込みを語る

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<Pick Up> Travis Kalanick says Uber needs self-driving cars to avoid ending up like the taxi industry

Google、Apple、Teslaなど各社が自動運転車に取り組む今、最も先端を走るのはGoogleだろうと話すUber CEOのTravis Kalanick氏。また、タクシー業界の二の舞になりたくなければ、Uberとしても自動運転車の開発は必須だとの考えを明らかにした。

同社は、過去1年間で自動車開発のエキスパートト40名以上をカーネギーメロン大学のロボティクス・プログラムから引き抜いている。そのなかには、カーセキュリティの専門家たちの姿も。Uberが自動運転車を自社開発するのか、それともパートナーと組むのかは明らかになっていない。

まだまだ自動運転車が街中を走るようになるまでには時間がだいぶかかる。Googleの車が90%に到達したソリューションにまでなるのは時間の問題。でも、99.99%の成功率にたどり着くまでは、5年、10年、15年かかるだろうとKalanick氏は予測する。

「僕たちは、未来の一部となって参加するのか?それとも、現在のタクシー業界のように未来に抵抗するのか?僕たちはテクノロジー企業だ。だから、よし、参加しようと決めた。最高にエキサイティングだと思う」

自動運転車が街中を走る未来を実現するには、その性能だけでなく、各都市の協力も欠かせない。新しいものを拒み、まるで中世のような都市のままであり続けるのか、未来に率先して歩いていくのか。都市もまた、めまぐるしいイノベーションに足踏みを揃えることが求められると指摘した。

via. Business Insider

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