立ち上げ当初、VCに27回断られたThredUpのCEOが調達難に苦しむファウンダーに送るアドバイス

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Threadup

<Pick UP> This startup CEO was rejected 27 times by venture capitalists – now he has more than $131 million in funding

2008年頃、James Reinhard氏がThredUpを立ち上げようとした時、彼はベンチャーキャピタリストに27回断られた。ThredUpは、今は自分のクロゼットの中にある洋服を売りに出せるサイト。でも、立ち上げ当初のコンセプトは違った。

当時考えていたのは、ユーザー同士が洋服を交換できるサービス。その中でも特に、すぐに大きくなって着られなくなってしまう洋服が多い子どもの両親をターゲットに見据えていた。どうやら、このアイディアはVCウケせず、そのアイディアを鼻で笑う人、またピッチの途中で居眠りするような人もいたほど。でも、Reinhard氏は諦めなかった。

「企業が資金調達に成功する一番の理由は、最適な投資家を見つけたことにある。素晴らしい投資家は何百といるけれど、その中で僕が信じて叶えようとすることを同じように信じてくれる投資家を見つける必要があった」

最終的には、ブートストラップでThredUpを立ち上げた。それから7年が経った今、彼が資金調達で苦労することは一切ない。今年、同社は8,100万ドルを調達し、これまでの調達額は1.3億ドル。調達が困難だった期間にThredUpの成長を後押ししたのは、わかりやすいビジネスコンセプトだった。クロゼットに溢れ返る洋服という誰にも共通する課題の解決を試みる。

資金調達に苦しむ新米ファウンダーへのアドバイスは、「まずは今日、世界がどんな状況かについて話す。そして、それを10倍良くする方法について話すこと」。

via. Business Insider

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