ベテラン投資家、フレッド・ウィルソン氏が振り返る「2015年に起こらなかった」こと

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Image Credit : Crystal Ball / Glaskugel / manoftaste-de on Flickr

<ピックアップ> What Didn’t Happen

ユニオンスクエアベンチャーズの著名投資家、フレッド・ウィルソン氏の運営するブログ「A VC」に2016年の予測記事については先日こちらでご紹介をさせていただきましたが、もうひとつ、実は彼が2014年に予測した2015年の「振り返り」もあったのでこちらも見てみましょう。こちらも興味深い内容です。

まずは外れた内容から。

  • デカい会社(UberやAirbnb、Dropbox等)がIPOするって言ったけどしなかったね。
  • 中国の消費者向け家電メーカー、Xiaomiがついにアメリカ上陸するって言ったけどこなかったね。
  • アジアのメッセンジャー、WeChatやLINEが米国の市場で伸びるって言ったけど、伸びなかったね。

当たったところ、まあまあだったところ

  • VRやっぱりキタね
  • Apple Watchはこなかった
  • エンタープライズとセキュリティ関連はアツかった
  • ビットコインとヘルスケア関連はそこまで大きく話題にならなかったけど、少なくとも顕在化した

投資系の方々(特にシードやアーリーといった序盤戦の投資家)は毎年、目まぐるしく変化する市場変化を見極めて、数年後に「当たり前」になる分野を先張りするのが仕事です。ある意味ではこういったトレンドを作っている側、とも言えます。未来予想屋ですね。

人口やマクロ経済、気候、政治的な動向など、世界的な視点や情報、データも必要ですし、一方でミクロ、身近な市場での細かい需給の変化、起業家の層の変化や誰がお金を持ってて、誰がやりたがってるか、そういうことまで幅広く視野を持っているのがプロに多いです。それでいて投資判断の最後の最後は「人間的な直感」と答える人が多いのも、この分野ならではですね。

via A VC

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