重さ4kg、世界最軽量を謳う折りたたみ式電動スクーター「ZAR」がKickStarterでクラウドファンディングキャンペーン中だ。
折りたためばバックパックの中にも入るサイズで、20V200wの強力なインホイールモーター搭載と総容量2.9Ahのバッテリー搭載で、フル充電で、走行距離は約10km、最大速度は時速20km。多少濡れた路面や少しの雨天時にも走行可能だ。
長さが普通のキックスクーターの約半分程なので、足は前後に置くのではなく、車体に対して斜めに平行に揃えて両方の足を乗せる必要がある。
ZARは、スマートフォンとも連携していて、バッテリー残量の確認やスピード制限の設定、走行した場所のGPS履歴や走行距離を管理することができる。
市販時の500ドル(約5.8万円)になる見込みで、アーリーバードなら234ドルから入手可能と、かなり安価だと思う。プロジェクトは記事執筆時点で、目標の5万ドル(約584万円)に対し、200%以上達成済み。
近距離移動なら自転車よりもずっとコンパクトで利便性が高そうな電動スクーターはアメリカでは一般的だが、残念ながら日本の公道では電動キックスクーターは利用できない。
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