場所を特定せず、友達との「距離」だけがわかることでストーカー感を抑えた友達探しアプリ「Sup」

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<Pick Up> Why Millennials are flocking to friend finder app Sup

これまでも友達や知り合いが近くにいることを教えてくれるアプリはありましたが、どうもストーカー感が高いものが多く見られました。相手が今いる特定の場所までわかってしまうため、いろんなアクシデントが起こりうることを考えて使うことを躊躇してしまう。

一方、最近若者の間で注目されているという「Sup」は、相手との距離を教えてくれるにとどまります。位置情報ではなく、あくまで「距離情報」を扱うため、表示に地図を使うこともしません。円状のレーダーの上に、距離が近い人から遠い人まで友達の顔が浮かぶ仕組みです。

表示される相手との距離は、20〜200メートルまで。もちろん、近くにいることを知られたくなければ、設定で“go dark”(暗闇に潜む)することも。近くに友達がいると通知してくれたり、Supを送ることで相手に知らせたり、メッセージや5秒の音声を送信することができます。

近くで面白いことが起きているのに、自分だけ知らないでいるなじゃないか?という、若いミレニアル世代に特有な「FOMO」(fear of missing out)な気持ちに応えてくれるアプリだそうです。

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