Tokyo Innovation Studio でピッチした Shiny Barnacle のチーム。 後列左から:藤乃巻龍之介氏、白根斉一氏、Mike Lee 氏、Steven Stiglick 氏 前列左から:アドバイザーの森若幸次郎氏、Ai Kusabee 氏 Image credit: Shiny Barnacle
Conversate のチームは9月6日と7日、Tech in Asia Tokyo に参加したほか、8月に開催された Tokyo Innovation Studio の 第8回 International Startup Pitch & Meetup Tokyo にゲストスピーカーとして登壇、また、Japan Venture Show 共催による(THE BRIDGE の旧称と偶然同じ名前の)Startup Dating でプレゼンテーションを行った。いずれは複数言語の教育マーケットプレースを支援するという長期目標に沿って、韓国のソウルや他のアジア諸国へも展開する計画だ。
Neobear は AR を使用することによって子供たちを画面をただ見つめるだけの怠け者にすることなく、のめり込めるような教育体験を創り出すことができると考えている。
先月、同社は AR Globe をローンチした。AR Globe は同社の最新 AR 製品で、アプリを通じて実際の地球儀に重ねたアニメーションの物体に触れることができる。スマートフォンやタブレットをクリックしたり動かしたりすることで子供たちは地球のあちこちで見つけた動物について学んだり、地球の内部構造をばらばらにして遊んだりできる。子供たちにじっと座って画面を見つめさせるのではなく、ARを利用することでもっと面白い教育体験を創り出すというアイデアだとHsiung 氏は語る。
Neobear は2012年に AR 製品の開発を開始した。同社は当時 AR テクノロジーの利用を試みる数少ない教育企業の1社だった。子供向け AR 製品を開発することには独特の難しさがついて回った。例えば子供に適したハードウェアを設計することなどだ。2歳~6歳の子供や Neobear のターゲットとする年齢層にはタブレットは重すぎる。また、小さい子供は AR 機能に必要なカメラを意図せずふさいでしまいがちだった。