生活費が高すぎるベイエリアから離れる社員に100万円をオファーするZapierの実験的取り組み

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アプリ連携とタスク自動化スタートアップ「Zapier」が、社員に対して面白いオファーを開始した。Bay Areaから引っ越す社員に対して、1万ドル(1ドル100円の単純計算で100万円)を贈呈するという。

会社を丸ごと引っ越すことは難しいが、リモート社員を増やすことならできるという考えらしい。同社のCEOであるWade Foster氏は、まだ実験的な取り組みだと話す。

恵まれた天候、ビーチ、ワイナリー、スキーなど、ベイエリアの魅力を挙げればキリがないが、こうした特典は当然タダでは手に入らない。北米の中でも、サンフランシスコと周辺エリアの生活費の高さはトップレベル。不動産も不足している。

Zapierの社員はすでに遠隔から仕事をしているため、今回のオファーによる影響は大きくない。特に子どもが生まれたばかりの夫婦などは、他の地でより良い生活基準を叶えることができるのではないだろうか。

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