割り勘アプリ「paymo」などスマートフォン決済サービスを提供するAnypayは7月14日、同社代表取締役の木村新司氏が代表を兼任するDasCapitalと共同で仮想通貨・フィンテック領域への投資を開始することを発表した。また、この発表内にて2008年からの木村氏の事業・投資家としての活動と2016年度より開始したDasCapitalの投資実績を公開している。
木村氏は2008年より事業・投資家活動を開始。「ウェブからソーシャル/スマホへのシフト」に焦点をあてニュースキュレーションサービスのGunosyやビジネスSNSのウォンテッドリーへ投資をしてきた。今回の発表で仮想通貨やシェアリングエコノミーのような規制緩和や技術革新、新興国をキーワードに投資をすすめる意向を示す。
同氏はDasCapitalとあわせてこれまで26社、累計約23億円の投資を実施している。株式の保有状況は約40%をエグジット済みで、投資後2.5年以内のものが約半分を占める。今回の発表以前に2012年にはコイニー、2014年にはbitFlyerなどフィンテック・仮想通貨領域への投資にも着手。さらに詳しい投資実績に関しては下部資料を公開している。
今後はAnyPayの知見を活かしながら事業シナジーを生み出すことで、インド、韓国を中心としたアジア諸国におけるグローバルなフィンテック事業の加速を目指す。
Source:PRTIMES
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