AI界のスーパースターAndrew Ng(呉恩達)氏、1億7,500万米ドル規模のAIスタートアップ特化ファンドの組成を発表

by Blair Hanley Frank Blair Hanley Frank on 2018.2.9

Coursera cofounder Andrew Ng poses in an undated photo.
Coursera 共同設立者 Andrew Ng 氏(撮影日不明)
Image Credit: Andrew Ng

AI 界のスーパースター Andrew Ng(呉恩達)氏は昨年も新規イニシアチブ数件をローンチしているが、今度は AI Fund のローンチに取り組んでいる。同ファンドは機械学習を活用して重要な課題を解こうとしている専門家による小規模チームを支援するスタートアップインキュベータだ。

同ファンドの軍資金は1億7,500万米ドルで、AI 関連のスタートアップを投資対象とする。外部スタートアップを見つけて支援するのではなく、Ng 氏のビジョンは大きな企業に育つ可能性のあるプロジェクトに小規模チームを取り組ませるというものだ。これは同氏が Baidu で行ったことと似ている。同氏はこの中国検索大手企業の人工知能の取り組みを率いていた実績がある。

Ng 氏は同インキュベータのゼネラルパートナーを務め、AI Fund の方向性を主導する。全国的法律事務所 Fenwick & West の元パートナーである Eva Wang 氏がパートナー兼 COO を務める。同ファンドは Greylock Partners、New Enterprise Associates(NEA)、Sequoia Capital、SoftBank Group を含む大手の後援企業を持つ。

この AI Fund は現在、多数の解決すべき課題を調査する複数のチームを抱えている。Ng 氏はチーム数や取り組んでいる分野などを明らかにはしていないが、同ファンドの利点の一つとしてプライバシーをあげている。同インキュベータでは製品を投資家や市場に示すことに時間を費やすことを求めないため、チームは準備が整うまで水面下で活動できる。

その第1関門に到達した企業がある。Ng 氏のスタートアップ Landing.ai だ。昨年公表された同社は、製造業を支援する機械学習アプリケーションの作成に取り組んでいる。

Ng 氏は今が AI Fund のようなものにとって適切なタイミングだと見ている。なぜなら、より知的なコンピューティングの将来に向けた投資動向に多くの投資家が便乗しようとしているからだ。さらに言えば、ファンドが支えることになる各チームには AI を本番環境に効果的に展開する能力があるので、市場におけるより大きな企業に対しても上手くいく可能性があると考えている。

同ファンドはシードやシリーズ A 段階の企業に対するファンディングに特化し、同インキュベーションから輩出されるスタートアップには将来的に資金調達が必要になった時には Ng 氏の人脈にアクセスできる利点がある。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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