介護関連ベンチャーのウェルモは8月27日、福岡市とAIを活用したケアマネジャー支援の実証実験を開始すると発表した。9月からの実施で政令指定都市として、介護支援専門員協会の協力によるケアプラン作成支援の実証実験は日本初の試みになるという。ウェルモは実証実験の始動にあたり、グリーンケア専務取締役の柴口里則氏を顧問として招聘する。
同社が提供するケアプラン作成支援AIの「CPA」は、ケアマネジャーが要介護者の状態を入力するとAIが課題を提示し、様々なプラン案を提示するサービス。プラン案候補だけでなく、国のガイドラインや理学療法、看護等の幅広い職種の関連情報も提示し、ケアマネジャーが気づかなかった方向性も示してくれる。
今回の実証実験では福岡市と福岡県の介護支援専門員協会が協力し、ケアプランや認定に関わる資料等のデータを集め、ウェルモが提供するケアプラン作成支援AI「CPA」に学習させる。これにより介護サービスの内容や実際の介護事業所との対応関係を分析。ケアプランの推薦精度やケアマネジャーの満足度を検証するという。2019年秋頃を予定しているβ版サービスの提供に向け、開発を強化することも伝えている。
via PR TIMES
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