薬剤師の業務を効率化する「Musubi」運営が26億円調達、伊藤忠や電通ら出資

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薬局向け業務システム「Musubi」を運営するカケハシは10月31日、第三者割当増資による資金調達を公表した。調達した資金は26億円で、引受先となったのは伊藤忠商事、電通ベンチャーズ、アフラック・イノベーション・パートナーズ、みずほキャピタル、DNX Ventures、グロービス・キャピタル・パートナーズ、STRIVE、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、千葉道場ファンド、Coral Capital、SMBCベンチャーキャピタルの11社。伊藤忠、電通、アフラックは今回からの出資参加となる。調達した資金は事業拡大に必要な人材への投資に充てられる。

Musubiの公開は2017年8月。薬剤師が患者と一緒に専用のタッチ端末を使って服薬指導を実施することで、自動的に薬歴のドラフトを作成してくれる。従来、薬剤師が服薬指導とは別に手がけることになっていた薬歴記入に関する業務負担を軽減してくれる。また、患者の健康状態や生活習慣に合わせた服薬指導を提示することで新たな薬局体験を生み出せるとしている。

<参考記事>

via PR TIMES

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