Alibaba(阿里巴巴)創業者のJack Ma(馬雲)氏、ソフトバンク取締役を退任へ

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Image credit: Alibaba(阿里巴巴)

日本のソフトバンクグループは18日、Alibaba(阿里巴巴)共同創業者の Jack Ma(馬雲)氏の取締役辞任を発表した。同氏の任期は約13年間に及んだ。

重要視すべき理由:Ma 氏がソフトバンクの取締役を辞任したのは、慈善活動に専念すべくビジネスから離れるようになったことの一環で、ソフトバンク CEO 孫正義氏の側近として注目されてきた Ma 氏の、最も最近の退任事案である。

  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドは昨年、WeWork への大規模投資が失敗し、数十億ドルの損失を出した。ソフトバンクのもう一つの主力投資先であるインドのホテルチェーン「Oyo」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的に旅行業界の動きが鈍化、大規模なレイオフを開始した。
  • ソフトバンクは、投資先スタートアップの価値の価値が下落する中、株価を押し上げるべく自社株を買い戻している。
  • ソフトバンクが WeWork の IPO 失敗の影響と戦っていた12月、ユニクロを運営するファーストリテイリングの創業者 兼 CEO 柳井正氏は、ファッション事業に専念することを理由にソフトバンク取締役を辞任した

詳細情報:ソフトバンクの18日の発表によると、Ma 氏の取締役としての任期は6月25日に満了する。

  • 3人の新取締役が推薦されており、最終的には株主の承認を待って6月25日に選任される。
  • 提案された3人の取締役は、ソフトバンク CFO の後藤芳光氏、半導体設計ソフトウェア会社ケイデンス・デザイン・システムズ CEO で VC である Walden International 会長 Lip-Bu Tan(陳立武)氏、早稲田大学ビジネススクール教授の川本裕子氏。Tan 氏と川本氏は現在社外取締役で、川本氏は唯一の女性取締役となる。
  • ソフトバンクが18日に発表した別の声明によると、2021年3月までに自社株1億3,500万株、総株式数の約6.7%の株式を買い取る予定。

背景:Jack Ma 氏は昨年9月、自身が1999年に設立した EC 大手 Alibaba の日常の役割から退任した

  • かつて杭州で英語教師をしていた Ma 氏は、引退後の現在は教育に力を注いでいる。新型コロナウイルスが感染拡大する中、Ma 氏は自身の慈善財団を通じて、アメリカ、アフリカ全土、イタリア、スペインをなどに検査キットとマスクを寄付した。
  • 孫氏は、Alibaba とYahoo の初期投資家として知られている。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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