新作「Oculus Quest S」の姿が明らかにーー小型化されストラップも改良

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Image credit: WalkingCat

ここ数カ月間、FacebookがオールインワンVRヘッドセットの「Oculus Quest」にOculus Rift S同様「S」スタイルの新バージョンを発売するという説が出回っていた。そんな中、7月22日にTwitterアカウントWalkingCatが新モデルと見られる画像を公開した。ヘッドセット本体およびコントローラーともに多数の変更が見受けられ、小型化されたデザインとなっている。

Oculus Questはリリース以来、需要と生産上の課題の両面から頻繁に在庫切れとなっている。新モデルはこの問題を解消することが目的となっているようだ。また、新モデルは充電用のUSB-Cポートを前面から側面に移動。瞳孔間距離(IPD)を調節するスライダーをヘッドセットの下部から取り除いた。体積が従来のモデルよりも10〜15%減少し、重さは1.25ポンド(約570グラム)から1ポンド(約450グラム)へ軽量化したと報じられている。

水平方向のヘッドバンドは、アジャスターの位置が従来よりもやや後ろ寄りに移動した。形状は従来のQuestとは異なり、頭の形に沿った曲線ではなく直線的なデザインとなっているが、Oculus GoRiftRift Sとも異なるようだ。上の2つのインサイドアウト方式のトラッキングカメラは従来よりもやや端寄りになったようだ。

素材に関しても、キャンバス地のような布素材から滑らかなプラスチック製へと変更になっている。ほぼ全体的に白に変更されているが、目の周りだけは従来通り黒い素材が用いられている。これは、視野の周囲にはできる限り暗い素材を使うほうが良いからだと考えられる。新モデルのコントローラーは白いフレームと黒いコントロール面の組み合わせとなっており、フィンガーグリップボタンの位置も変わったようだ。QuestやRift S同様、充電式バッテリーの搭載はない。

ハードウェアのパフォーマンスの点では、Questから大きな変更はなさそうだ。リフレッシュレートは72Hzから90Hzに向上するが、解像度やポリゴンパフォーマンスといった基本性能はほぼ同じと見られる。したがってQuest SはQuestに完全に取って代わるものか、あるいは最近販売終了となったOculus Goの安価な入門版として位置付けられるのだろう。

Nikkei Asian Reviewによると、新モデルの量産は、年末のショッピングシーズンに間に合うよう今月末にも開始される予定。従来モデルは2019年末に入荷待ち状態となってしまい、在庫を補充してもすぐに売り切れとなった。新モデルはより入手しやすくなるよう、2020年末までに前年の総生産量の1.5倍である200万台の生産を目指す。

※本稿は提携するVentureBeat記事の抄訳です

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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