韓国ファッションEC「BRANDI」、年内に日本進出へ——NAVERから19億円を追加調達

SHARE:
Image credit: BRANDI(브랜디)

<ピックアップ> 브랜디, 네이버로부터 200억원 추가 투자 유치… 연내 일본시장 진출

韓国ファッションを象徴する街・ソウル東大門(トンデムン)発のファッション EC モールとして知られる「BRANDI(브랜디)」は、NAVER から新たに200億ウォン(約19.1億円)を調達した。BRANDI は NAVER(네이버)から昨年100億ウォン(約9.6億円)、今年5月に戦略的資本提携を行っており、今回の調達で NAVER からの累積調達額は300億ウォン(約28.7億円)、全ての投資家からの累積調達金額は750億ウォン(約71.8億円)に達した。

今回の調達を受けて、BRANDI は NAVER と共に、東大門の卸売および小売事業者の日本市場進出推進に着手する。また、東大門のフルフィルメントセンターの4,000坪規模の拡大を年内に完了、新規にグローバル物流拠点も構築する予定だ。これらのフルフィルメントセンターでは、NAVER のスマートストアソリューションに加え、日本のヤフーや LINE を通じて日本の消費者にリーチする。

2016年にローンチした BRANDI は、女性ファッションアプリ「BRANDI(브랜디)」、男性ファッションアプリ「HIVER.(하이버)」、子供ファッションアプリ「MAMI(마미)」を展開。細分化されたターゲット顧客に最適化した戦略が成功し、モバイルショッピング市場を急速に成長させている。注文後半日で商品が届くサービスでユーザを魅了し、女性向け BRANDI は年平均200%の成長率を誇る。

via Platum(플래텀)

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する