THE BRIDGE

タグ base

BASEの夜明け、創業者からのメッセージ

SHARE:

朝、私のfacebookメッセンジャーに一通のメッセージが届いた。BASEの共同創業者、鶴岡裕太さんからのものだ。せっかくなので私が持ってる思い出の写真を少し追加させてもらい、BASE上場のこの日に全文を掲載させていただく。 NO TITLE 今日に至るまで楽しい事も辛い事も本当にいっぱいありました。みんなで住んでたシェアハウスからオフィスまでけん玉としょうもない話をしながらの通勤や、オフィスでみ…

朝、私のfacebookメッセンジャーに一通のメッセージが届いた。BASEの共同創業者、鶴岡裕太さんからのものだ。せっかくなので私が持ってる思い出の写真を少し追加させてもらい、BASE上場のこの日に全文を掲載させていただく。

EHsYLseUcAACR_9
今日、上場日を迎えたBASE(引用:東京証券取引所Twitter

NO TITLE

今日に至るまで楽しい事も辛い事も本当にいっぱいありました。みんなで住んでたシェアハウスからオフィスまでけん玉としょうもない話をしながらの通勤や、オフィスでみんなで自作して行ったメンバーの結婚式、大切なお取引先とのミーティング、初めてメンバーの結婚式に行った日、初めて僕たちだけのオフィスを借りた日、本当にいろんな事を昨日のことのように思い出せます。

勿論楽しい事ばかりじゃなく、謎の蕁麻疹が止まらず今日に至るまで左ポケットには常にそれを抑える薬が入ってるし、メンバーやユーザーさんに辛い思いをさせ過ぎて一晩中都内を歩き回った夜もありました。

ただ、本当に多くの方々に支えていただいて、本日無事東証マザーズに上場をする事ができ、ようやく本当のスタートラインに立つことができました。会社を代表いたしまして、ここに厚く御礼申し上げます。

何気なく日々が過ぎ去り、明日からまたミッション遂行への壮大な日々を送っていくと、過去を振り返ることも減っていくと思うので、新たなスタートを迎えたこの日に今の想いを綴っておこうと思います。

69511180f4ff8e478b62b29b04ee2a47.png
サービスインした時のBASE(筆者保存スクショ)

これはユーザーの皆さまにお伝えしたい事

2012年夏、「BASE」というサービスを作るためにエンジニアとしてだめだめな僕が<?phpというコードを書き出したあの瞬間から、いま文章を書いているこの瞬間まで、僕たちは “インターネットによって個人や小さなチームがより強くなったその時に、世界がもっともっと良くなる” そう信じ続けてきました。またその想いは、今後も変わることはないと確信しています。

創業以来の一番の発見は、世界一小さなチームであっても世界一偉大なチームになることができる、という事です。それはインターネットとテクノロジーがもたらした一番の恩恵だと、実際に多くのショップさまを見てそう思いました。

僕たちのビジネスモデルにおいては、ユーザーさまの成功が、弊社の成功には不可欠です。それは創業以来もっとも大切にしてきた関係性であり、今日まで継続できていることは、僕たちの誇りです。そして同時に、僕たちの成果をもってユーザーさまの凄さを証明できればと思っているので、BASEが信じている未来が1秒でも早く訪れるようにこれからも最高のプロダクトを作っていきます。

本当にここまで連れて来ていただいて有り難うございます。

ここからは僕らが引っ張る番です。これからもどうぞ宜しくお願いいたします。

R0001904.5d67799dedcc4dff87391ef8cda62bb9
2016年の年始、メルカリがBASEに電撃出資した際の様子。同社は多くの株主に恵まれた

これは株主の皆さまにお伝えしたい事

今まで、そしてこれからの株主の皆さま。本当に大切な資金を投じていただき有り難うございます。まず、上場に至るまでに投資してくださった皆さま。ただの大学生で何もない僕たちを信用してくれて有り難うございます。先にリスクを取っていただいたからには必ずリターンをお返しすると、この約7年間必死に生きてきました。

最後の最後の上場の売り出し決めの瞬間まで僕のわがままを突き通させてくださり、本当に今日に至るまで感謝しかありません。

上場ゴールという言葉をたまに目にします。勿論今日がゴールではなく、スタートであると本当に心から思っていますが、ここまででも多大なるお金を投資していただいた僕たちとしては、今日という日が大切で特別な1日であるという事実は疑いようがありません。

そして、本日以降新たに株主になっていただく皆さま。またこの瞬間から、いただいた大きなご期待にしっかりお応えできるよう精一杯頑張ってまいります。これからどうぞ宜しくお願いいたします。

株主の皆さまへのメッセージ、並びに今後の成長可能性に関しましては別途掲載しておりますので、もし宜しければそちらもご覧いただければと思います。

49519655_2500970813303930_6004726817997455360_o.jpg
BASEチーム(引用:2019年1月・鶴岡氏のFacebookから

これはチームのみんなに伝えたい事

今いるみんなも、そして過去にいてくれたみんなも、本当に多大なる時間を共に過ごしてくれてありがとう。みんなとの距離を遠くしないため意識してみんなと話さないとなと思っていましたが、いつからか強烈にみんなに依存してしまい、今では一番の安らぎをくれる存在で、全く子離れできない親のようになってしまいました。

最近は友達という感覚の方が近くて、いままで全く友達ができなかった僕にとっては最高の場所で、これからもみんなでミッションを遂行していけると思うと本当に幸せです。

この前ふと、僕はBASEって会社好きなのかなって思った事があって。そしたらそんなに好きじゃないのかもなってなって。好きじゃないというか恐らくみんなと同じくらいの好きって感情で。ただ僕にとっては本当に大切なもので、それって何でなんだろって考えたら、ここがみんなと会うためには必要な場所だったからなのかなって。なくなったら泣くなって。

そしてそんな場所でこんなにも大好きな人たちに出会えるなんて7年前以前の僕には到底予想できなかった。ありがとう。

今後も大変なこといっぱいあるだろうけど、愚直にGEEKに淡々と最高のプロダクトを作り続けれる、そんな世界一偉大なチームになれるよう頑張ろう。

良い会社にしていけるようにも頑張るから。

引き続きよろしくね!

これは未来のメンバーに伝えたい事

僕たちは「Payment to the People, Power to the People.」という、ビジョンを持っています。冒頭にも書きましたが創業以来の一番の発見は「世界一小さなチームであっても世界一偉大なチームになることができる」という事で、そう言った方々がこれからの主役になっていくと僕たちは心から信じています。

プロダクトはまだまだ小さくてここからで、もっと大きなチャレンジをしていかなければと感じています。

もし我々が目指す未来を信じても良いと思われる方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にその未来を追求させてもらえると嬉しいです。

どうぞ宜しくお願いします。

IMGP1945.jpg
家入氏と鶴岡氏(「ウェブは僕らの戻る場所」ーー鶴岡裕太と家入一真が語るBASE2周年

これは家族に伝えたい事

2018年12月、家入さんのバースデー会にてサプライズムービーを流す為に、家入さんのお母様に会いに福岡に行きました。本当にいいお話しをいっぱい聞かせていただいて。ありがとうございました。

その際に一番深く個人的に心に残った言葉がありました。それは「家入さんが生まれてから今までで一番嬉しかった瞬間はいつでしたか?」という問いに対するお母様の答えです。

「ペーパーボーイが上場した日。鐘を叩く姿を現地で見せてくれた時。挙げだすとキリがないがあえてあげるならその瞬間。息子が本当に輝いて見えて、世の中にしっかり貢献してるんだなと実感できて、それと同時にほんとに色々あったけれど今まで自分が行ってきた事はどれも間違ってなかったんだなと確認できたから」。

この瞬間、いつか僕が鐘を叩くその日には、必ず母親を招待すると心に決めました。

ここ数年は家族にとっては大変な変化もあったのに、ろくに実家に帰ることも出来なかったから。今日という日が初めての親孝行になっていれば嬉しい。

そして声を大にして伝えたい。

あなた達のお陰で今日の僕があり、あなた達が下してくれた無数の判断のお陰で今日僕はこの場所に立てました。僕は完全に両親の写し鏡だと思います。これは他のメンバーにも言える事かもしれません。まだまだだけれど、僕らの成果をもって僕らの家族の凄さを証明していければと思います。少しずつ家族孝行もできるように頑張ります。

IMGP06461.jpg
二人はいつも一緒だった(鶴岡裕太と家入一真ーーBASEを生んだ学生起業家と連続起業家が眺める未来【インタビュー】

これは家入さんに伝えたい事

この10年で間違いなく一番多く会話しました。みんなが会えない会えないと嘆く中、何故か約10年間毎週僕には時間をくれましたね。僕の10年前の人生を想像した時に10年後こんなにも多くの仲間や、大切にしたい人、大好きな人に出会えてるとは思いませんでした。

ちなみに創業初日から話続けてた「一緒に鐘叩こうね」という約束、何気にすごいプレッシャーだったんだぞ!(笑。

唯一僕が自分を褒めるのであれば10年前のあの日、家入一真という人に惚れてこの人について行きたいと思えて、その後恩返しのためにもこの人の凄さを身を以て証明したい。そう思えた事かなと思います。正真正銘、僕の人生を変えてくれた人です。本当に出会えてよかったです。一生かけて家入さんにとって自慢の作品になれるように頑張ります。

12月28日。それは僕と家入さんの誕生日。同じ22歳で起業して、同じ29歳で上場しました。どうやら僕の方が3カ月ほど早く上場した様です。なので次のお茶は奢ってください。今週末もボンダイカフェでいつもの様にインターネットのお話でもしましょ。

最後に

株主でもあるマネーフォワードの辻さんにこう言われました「鶴ちゃんやBASEの様な会社が上場してどう経営していくのかを見てみたい。それだけでもこれからの社会や若い子にとっては十分意義があると思う」と。

周りを見ると優秀な起業家だらけ。同世代や年下であっても、到底僕では追いつけない能力を持たれた方ばかりです。Twitterを見るだけでつらくなります。そんな中で僕たちBASEがいままでやってこれたのは、インターネット・ユーザー・仲間・プロダクトの未来を長期で信じている事。今から誰でも出来るその1点に尽きると思います。

起業して7年弱。ここまでで分かった事があります。

1つは、人々が何を思っていて、何を目指していて、何を大切だと思っていて、といった個人個人の具体的な想いは到底他人では分かりかねるという事。

もう1つは、全ての人が別々の想いを持っていて、それはどれも正しくて正義だという事。

そして最後は個の想いの強さ。たった1人の想いで世の中を変えることができるという事。

これからも僕たちはそれぞれの想いを持った人たちを尊重して寄り添っていければと思っています。改めまして、全てのステークホルダーの皆さまに心より御礼を申し上げます。

これからも世の中と皆さまにしっかり還元して行けるプロダクトを追求し、時代を代表する企業になっていきたいと考えています。

今後とも、社会や責任と向き合いながら企業価値向上に努めてまいりますので、皆さまのご支援のほど、よろしくお願いいたします。

Payment to the People, Power to the People.

BASE株式会社 代表取締役CEO 鶴岡裕太

本稿は今日、上場を果たしたコマースプラットフォーム「BASE」共同創業者、鶴岡裕太氏によるもの。Twitterアカウントは@0Q7。彼らと新しい一歩を踏み出したい人はここからコンタクトされたい。

----------[AD]----------

大学生と起業家が作った「BASE」という奇跡

SHARE:

昨日お伝えした通り、コマースプラットフォーム「BASE」の上場が承認されました。これから投資家向けのロードショーを経て、10月25日には東証マザーズにてBASEの株式が公開されることになります。IPOの概要についてはこちらの記事に記載した通り、時価総額は約313億円規模です。 <参考記事> コマースプラットフォーム「BASE」がマザーズ上場へ 創業者で代表取締役の鶴岡裕太さん、共同創業者の家入一真…

Screen Shot 2019-09-21 at 5.08.36.png
リニューアルされたコーポレートサイト・代表取締役の鶴岡裕太さん

昨日お伝えした通り、コマースプラットフォーム「BASE」の上場が承認されました。これから投資家向けのロードショーを経て、10月25日には東証マザーズにてBASEの株式が公開されることになります。IPOの概要についてはこちらの記事に記載した通り、時価総額は約313億円規模です。

<参考記事>

創業者で代表取締役の鶴岡裕太さん、共同創業者の家入一真さんにこのBASEというプロダクトを初めて見せてもらった時のことを今でも鮮明に覚えています。六本木にある「awabar」というスタンドバーで、家入さんがスマホ画面見せながら珍しく取材の話をしてきたんです。2012年、年末のことでした。

「ねね、キゴヤマ、このサービスすごいんだ!めっちゃ伸びててこれ書かないと嘘だよ!」

69511180f4ff8e478b62b29b04ee2a47.png
オープン当時のBASE。家入さんが作ったショップにはどこかの石が勝手に売られてた

当時のBASEはまだ法人化する前で、大学生だった鶴岡さんが家入さんや高木新平さんたちと立ち上げた「Liverty」というプロジェクトの中で作った1サービスでした。ただ、当時のLivertyから出てくるアイデアは突拍子もないものが多く、このプロダクトについても正直言うと半信半疑でした。

<参考記事>

このプロジェクトが単なるお遊びで終わらなかったのはひとえに鶴岡さんという起業家の存在です。また、共同創業という形で大学生だった鶴岡さんをお兄さんのように見守った家入さんの存在も大きかったと思います。まあ、当時の家入さんは振れ幅大きい時期だったので逆だったかもしれませんが。

IMGP06461.jpg
2013年当時の師弟コンビ。六本木「awabar」の前で著者が撮影

<参考記事>

2015年には現在、事業の二本柱となっている決済事業の「PAY.JP」が立ち上がり、徐々に事業としての形も見えてくるようになります。店舗を伸ばして流通総額を大きくし、そこに流れるお金やモノをうまくサービスにする。資金繰りのタイムラグだとか、買う時のストレスをなくすとか。振り返ると、何かを作ってファンになってもらう、そういうBASE流の世界観をどんどん仕組み化していったのだなと感じます。

表現は難しいですが、鶴岡さんにはなんというか「スタイル」がありました。

<参考記事>

その後の成長は昨日、開示された情報の通りです。流通総額(GMV)は足元の期で半期累計195億円、前年度比でざっくり175%成長。2本目の柱となったPAY事業のGMVも足元半期累計で107億円、こちらも前年度比で180%以上とお手本のような積み上げ成長です。

Screen Shot 2019-09-21 at 3.30.53.png
今回開示されたBASEのGMV。お手本のような右肩上がり

コマースも決済も3%前後の手数料モデルなので非常にシンプルです。鶴岡さんと長らく取材でお話してきましたが、あまり横道に逸れることなく、さらにかなり初期段階からこれらの数字をいかに伸ばすかに集中されていました。現在の事業モデルそのものはサービスインの翌年に考えていたものとそこまで大きく変わっていません。

<参考記事>

あと、BASEを語る上で大切なのが投資家の存在です。創業を支えたEastVenturesの松山太河さんやサイバーエージェントの藤田晋さん二度に渡り大型出資をしたグローバル・ブレインの百合本安彦さん、新年早々の出資ニュースで話題になったメルカリ、さらに芸能人の投資としてお金以外の価値を改めて提示してくれた田村淳さんなどなど。

前述した通り、BASEの立ち上がりは不安定そのもので、どこかのタイミングひとつで消えてなくなる可能性は十分にあったはずです。でもこれらの投資家たちがそれをよしとしなかった。もちろん、その一人は家入一真さんです。

deffanniversary_001.jpg
支援先のBASEでの一コマ/facebookより

スタートアップは奇跡、とよく言われます。

ストーリーを知らない人たちからすれば、上場銘柄3600いくらかにひとつ何かが加わった程度のお話かもしれません。しかし、ここには人生があり、事業を通じて広がった新しい世界でチャンスを得た人たちの生活があります。

ゼロからです。本当に何もないところから起業家と投資家はこの新しい世界を作り出せるのです。BASEは見事にそれを証明してくれました。これからは公開企業としてさらに大きな責任を担って、日本を代表するインターネット・カンパニーに成長されることを願っております。

最後に。

今回の上場承認にあたってBASEのコーポレートサイトに鶴岡さんの代表メッセージが公開されていました。非常に彼らしい言葉だったので、そのまま引用させてもらい、記事の締めくくりとさせていただきます。

みなさま、はじめましてBASE株式会社の鶴岡です。
僕はインターネットが大好きです。インターネットによって人生が豊かになった1人でもあります。

「Payment to the People, Power to the People.」

これは僕たちのミッションです。

2012年夏、「BASE」というサービスを作るためにエンジニアとしてだめだめな僕が`<?php`というコードを書き出したあの瞬間から、いま文章を書いているこの瞬間まで、僕たちは “インターネットによって個人や小さなチームがより強くなったその時に、世界がもっともっと良くなる” そう信じ続けてきました。またその想いは、今後も変わることは無いと確信しています。

僕たちBASEは、2012年に大分県で小売店を営んでいる僕の母親が言った「ネットショップを作ってみたい。だけど、どれも難しくてよく分からない。」その一言から全てが始まりました。僕の母親でもインターネット上に自分のお店を持ちたいと思う時代なのに、多くの人々にとってはインターネット上に自分のお店をもつ、決済機能を持つ、その事がいまだにとても難しいことで、それは今まで大きな力を持った人たちだけの特権だったのかとその時に気がつくことができました。

創業以来の一番の発見は、世界一小さなチームであっても世界一偉大なチームになることができる、という事です。それはインターネットとテクノロジーがもたらした一番の恩恵だと、実際に多くのショップさまを見てそう思いました。

僕たちのビジネスモデルにおいては、ユーザーさまの成功が、弊社の成功には不可欠です。それは創業以来もっとも大切にしてきた関係性であり、今日まで継続できていることは、僕たちの誇りです。そして、同時に、僕たちの成果をもってユーザーさまの凄さを証明できればと思っているので、BASEが信じている未来が1秒でも早く訪れるようにこれからも最高のプロダクトを作っていきます。

Payment to the People, Power to the People.

鶴岡裕太

----------[AD]----------

コマースプラットフォーム「BASE」がマザーズ上場へ

SHARE:

コマースプラットフォーム「BASE」は9月20日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し承認されたことを発表した。市場区分はマザーズで証券コードは4477。40万5000株を公募し、760万6800株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは120万1000株。主幹事は大和証券とSBI証券が共同で務め、上場予定日は10月25日。想定発行価格は1630円で、公募分を含めた総株数は1922万7000株…

Screen Shot 2019-09-20 at 17.16.42.png

コマースプラットフォーム「BASE」は9月20日、東京証券取引所への新規上場申請を実施し承認されたことを発表した。市場区分はマザーズで証券コードは4477。40万5000株を公募し、760万6800株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは120万1000株。主幹事は大和証券とSBI証券が共同で務め、上場予定日は10月25日。想定発行価格は1630円で、公募分を含めた総株数は1922万7000株。時価総額はおよそ313億円相当になる。

価格の仮条件は10月8日に決定し、ブックビルディング期間は10月9日から10月16日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は10月17日。同社公開の有価証券届出書によれば、2018年12月期の連結売上高は23億5200万円で経常損失は7億9800万円。現在進行中の第7期第2四半期は売上が16億8700万円で、経常損失が1億3500万円と赤字幅が縮小している。

また、同じく第7期、第2四半期のコマースプラットフォーム「BASE」累計流通総額は194億8800万円(前年は111億1000万円)で売上高は13億9600万円、セグメント利益は3500万円の黒字。一方、決済を手がけるPAY事業の累計流通総額は106億7400万円(前年は58億7800万円)で売上は2億9000万円、セグメント損失が7400万円となっている。BASEでショップを開設しているユーザーは2019年8月時点で80万店舗、PAY IDは250万IDを獲得している。

主要な株主は創業者で代表取締役の鶴岡裕太氏が21.1%、グローバル・ブレインが5号・6号のファンドを合わせて17%、SBI関連が(SBI Veuntres TwoとFinTechビジネスイノベーション)14%、サイバーエージェントが9.6%、丸井グループが6.1%、メルカリが6%、イーストベンチャーズが5.5%、partyfactory(家入一真氏が代表)が5%となっている。

BASEのこれまでと詳細については後ほど追記する。

----------[AD]----------

売上予測で即時資金提供「YELL BANK」登場ーー小さな経済を回すBASE、新たな仕組みとなるか

SHARE:

ニュースサマリ:コマースプラットフォームのBASEは12月5日、ファクタリングサービス「YELL BANK」を開始した。YELLBANKの提供はBASE100%子会社のBASE BANKが開発、運営を手がける。 利用できるのはBASEを利用しているショップオーナーで、管理画面に追加された資金調達ページに提示される3種類の調達額を選択し、規約に同意すれば管理画面側に表示される振込可能額にその金額が追…

basebank.png

ニュースサマリ:コマースプラットフォームのBASEは12月5日、ファクタリングサービス「YELL BANK」を開始した。YELLBANKの提供はBASE100%子会社のBASE BANKが開発、運営を手がける。

利用できるのはBASEを利用しているショップオーナーで、管理画面に追加された資金調達ページに提示される3種類の調達額を選択し、規約に同意すれば管理画面側に表示される振込可能額にその金額が追加される。振込申請をすれば登録口座に振り込まれる仕組み。

返済についてはショップの売上から一定の支払い率に応じた金額が支払われることになる。また、一般的な融資の月次返済ではなく、売上発生時のみ支払う仕組みとなっており、例えば売上がなかった月は支払いの必要がない。資金用途は事業資金に限られており、債権の買取金額は1万円から上限が1000万円まで。支払いに際して必要なサービス利用料は債権の1%〜15%となっている。利用に際して特別な書類等の提出は必要ない。まずは一部ショップオーナーから提供を開始し、順次提供範囲を拡大させる。

話題のポイント:BASEが準備していた金融サービスがようやくお披露目になりました。債権買取型のいわゆるファクタリングサービスで、個人向けのノンバンクのような貸金業の事業者登録を必要とする「融資」ではなく、あくまで債権の事業者間売買です。

事業者の与信についてはBASEのデータからショップの売上予想などをするので精度は高いでしょう。元々、ファクタリングは銀行融資が受けにくい事業者や、とにかく即金が必要という場合に使われるややリスクの高い資金調達方法です。債権売買ですから、中古車の転売とかと同じで、貸金業法などに認められている金利の上限という概念がありません。

BASEに並ぶショップ群はオリジナルのアイテムが多い

ただ、これまでのBASEの考え方をふまえると、彼らが利息でヤッホーというビジョンを持ってるというのは考えにくいです。特に代表の鶴岡裕太さんは家入一真さんやCAMPFIREを身近に体験してきた人です。小さなショップオーナーさんが将来売り上げるであろう債権を買い取る、という考え方はある種のクラウドファンディングに近いと思います。ファンが買うであろう商品代金を予測して先に貸す、というイメージですね。

なのでショップは売上バッチリの事業者というよりは、小さくてもいいからコミュニティ、ファンを持っている人たちが対象になるでしょう。ハンドメイドのカバンを作ってるチームが注文をたくさん受けても、製作して販売して代金を受け取るまでのフローは当然時間がかかります。一般的な金融機関はハードルが高いですし、クラウドファンディングは先払いとして有効ですが、お客さんにリスクを負担させることにもなります。

YELL BANKは形こそファクタリングですが、BASEが提供することでこれから期待される小さな経済圏を回す唯一無二の仕組みになりそうな予感がしています。イメージしている小規模事業者が具体的に商品を作りやすくなったなど、事例が出てきたらまたお伝えしたいと思います。

----------[AD]----------

インスタ画像から商品販売、BASEが店舗向けに「Instagram販売App」機能を提供開始

SHARE:

Eコマースプラットフォームを運営するBASEは6月5日、Instagramにアップロードされた画像タグからBASEショップで販売されている商品を購入できる機能「Instagram販売App」の提供開始を発表した。 同機能はBASEでネットショップを開設している店舗向けの拡張機能。同日Instagramに導入された、「ショッピング機能」が活用されている。利用にはInstagram側の審査があり、アカ…

ogp_Instagram.png

Eコマースプラットフォームを運営するBASEは6月5日、Instagramにアップロードされた画像タグからBASEショップで販売されている商品を購入できる機能「Instagram販売App」の提供開始を発表した

同機能はBASEでネットショップを開設している店舗向けの拡張機能。同日Instagramに導入された、「ショッピング機能」が活用されている。利用にはInstagram側の審査があり、アカウントがビジネスプロフィールであることなどの条件を網羅する必要がある。

同社広報の田中氏に、既存のBASEショップを開設する店舗のInstagram活用について聞いてみたところ、下記のように回答してくれた。

「ショッピング機能追加以前も、プロフィール経由でネットショップを紹介していただいていました。今後は投稿タグから直接商品に遷移することができるので、画像の商品からのアクセスが非常にスムーズになります」(田中氏)

現在BASEで開設されているショップは50万店舗とのことだ。

 

----------[AD]----------

BASE加盟店が独自コインを発行ーー「ショップコイン」が広げる資金調達とファンづくりの可能性

SHARE:

コマースと決済プラットフォームのBASEは5月14日、出店者が独自の金券を販売して事前に資金調達ができるサービス「ショップコイン」を開始すると発表した。BASEを利用している店舗であればプラグインサービス「BASE Apps」経由でコインの発行をすることができる。 店舗は独自のショップコインを1コインあたり50円から100円の範囲で価格を設定し、ショップのファン層に事前に販売することができる。その…

コマースと決済プラットフォームのBASEは5月14日、出店者が独自の金券を販売して事前に資金調達ができるサービス「ショップコイン」を開始すると発表した。BASEを利用している店舗であればプラグインサービス「BASE Apps」経由でコインの発行をすることができる。

店舗は独自のショップコインを1コインあたり50円から100円の範囲で価格を設定し、ショップのファン層に事前に販売することができる。その後、コインを購入したユーザーはその店舗で販売されている商品を購入することができる。

例えば1万円で販売する予定の商品があり、販売時期が3カ月後の場合、その購入券として事前にコインを販売。1万円分のお買い物ができる100コインを1コイン90円で販売すれば、店舗側は前受けとして料金を受け取ることができ、さらに購入者は10%割引で商品を手にすることができる。似たようなケースは商店街の商品券などに見られる。

ショップコインはいわゆるプリペイドサービスで、資金決済に関する法律(資金決済法)における前払式支払手段にあたるもの。未使用残高が1000万円未満であれば金融庁への届け出は不要で、今回、BASEが発行するショップコインについても各店舗で販売できる上限は1000万円までとなる。

コインの発行自体は無料だが、店舗側にとっては事前に仮想的な商品を販売することになるので、BASEが定める所定の売上・決済手数料が必要になる。

なお、BASE代表取締役の鶴岡裕太氏にも確認したが、本件についてはいわゆる「事前販売詐欺」的な店舗の発生が懸念される。コインは仮想的な商品で前受金となり、また前述のような利用ケースでは商品自体もまだ店舗にないことが予想されるからだ。

悪質な例は言うまでもないが、予定していた商品の製造や仕入れに失敗した、などのケースは起こりうる。

この点について鶴岡氏は、最終的な責任についてはあくまで店舗と購入者の問題とし、商品を購入したが届かないなどのトラブルが発生した際と同様のサポートに留めるとしていた。ただサービス開始当初は、例えば店舗オーナーに確実に連絡が取れる、商品販売実績があるなど、店舗自体の信頼性をしっかりと審査するという説明だった。

また、鶴岡氏は店舗によるコイン発行を通じて「新しいお金のあり方」について考えるようになったという。

「5年前には誰も知らなかったのに、今ではラフォーレに出店できるようになった店舗さんとかって、その当時から応援しているファンがいるんですね。そこで考えたんです。5年前からファンだった人が払う1万円と、今の訪問者が払う1万円って『同じ価値』なんだろうかって。過去のファンがいなければ今がないわけです。

これってフェーズによってお金の価値が変わったと考えることができるんじゃないかなって。早い時期に買ってくれた人には優遇があっていいと思うし、ショップそれぞれが考える独自のお金を発行できないかなと。それを表現したかった」。

ちなみにこのサービスに関連して、BASEが先日公表した金融関連の子会社「BASE BANK」について聞いてみたが、夏頃に具体的なサービスのリリースを考えているという話だった。ショップコインをはじめ、同社の金融に関するサービスがこの部門に集められる予定という。

----------[AD]----------

BASEのショッピングアプリが400万ダウンロードを突破、ライブコマースへの参入がユーザー増加の背景に

SHARE:

インスタントコマースを事業とするBASEは2月1日、同社が提供するショッピングアプリ「BASE」が400万ダウンロードを突破したことを発表した。 2015年6月のiOS版アプリリニューアルよりショッピングアプリとして提供されてきた同アプリ。2017年9月にはライブ配信機能「BASEライブ」の提供を開始した。今回の400万ダウンロードの背景にもライブコマース機能の追加が背景にある。 BASEで商品を…

BASEgraph_400DL.png

インスタントコマースを事業とするBASEは2月1日、同社が提供するショッピングアプリ「BASE」が400万ダウンロードを突破したことを発表した

2015年6月のiOS版アプリリニューアルよりショッピングアプリとして提供されてきた同アプリ。2017年9月にはライブ配信機能「BASEライブ」の提供を開始した。今回の400万ダウンロードの背景にもライブコマース機能の追加が背景にある。

BASEで商品を販売している店舗がBASEライブ専用アプリからライブ配信ができる同機能。製品製作する職人や作家、農家などが商品の情報や使い方を説明する用途で使われるケースが多い。

BASELIVE.png

多い日では1日100件の配信があり、累計視聴者数は10万人を超えている。配信に対するコメントやハートボタンでの視聴者リアクション率は100%だ。1配信中の最高売り上げ金額は1配信中で21万円となっている。

 

----------[AD]----------

BASEが15億円調達、マネフォ提携に新会社「BASE BANK」設立もーー昨年比40倍成長のPAY事業は分社化

SHARE:

コマースや決済の総合プラットフォーム事業を展開するBASEは1月4日、グローバル・ブレインとマネーフォワードを引受先とする第三者割当増資で15億円の資金を新たに調達したことを明らかにしている。 今回の投資ラウンドは同社既存投資家のグローバル・ブレインがリードを務める。割当株比率や株価、払込日などの詳細は非公開。出資したマネーフォワードとは資本業務提携も締結し、両社で扱う中小を中心とした事業顧客の相…

写真左から:PAY代表取締役の高野兼一氏、BASE代表取締役の鶴岡裕太氏

コマースや決済の総合プラットフォーム事業を展開するBASEは1月4日、グローバル・ブレインとマネーフォワードを引受先とする第三者割当増資で15億円の資金を新たに調達したことを明らかにしている。

今回の投資ラウンドは同社既存投資家のグローバル・ブレインがリードを務める。割当株比率や株価、払込日などの詳細は非公開。出資したマネーフォワードとは資本業務提携も締結し、両社で扱う中小を中心とした事業顧客の相互獲得を狙う。同社は調達した資金で経営基盤強化を目的とする人材採用を進める計画だ。

また、同日にBASEは運営してきた決済プラットフォーム事業を分社化し、100%子会社となる「PAY株式会社」を新たに設立することも発表している。PAYが運営するのは事業者向けコマース決済の「PAY.JP」と、購入ユーザー向けの決済ID事業「PAY ID」の二つ。設立は1月4日付となっており、代表取締役にはこれまで同事業を推進してきた高野兼一氏が就任するほか、BASE代表取締役の鶴岡裕太氏も取締役として参加する。

2017年は最も成長した年に、PAY事業分社化とさらに新会社設立も

成長が期待されていたコマースプラットフォームが次のステージに進んだ。公表ベースで出店店舗数が45万店、購入ユーザー向けのアプリ「BASE」の利用ユーザー数が300万人、また、決済部門にあたるPAY事業が扱うトランザクション(決済金流通量)は1年前に比較して40倍に成長しているという。

鶴岡氏によると2017年はこれまでで最も伸びた年となったようで、成長数値は公表ベースよりも上振れしているものもあり、手応えは十分に感じている様子だった。

ただ個人的にも気になっていたライブコマースについて状況を確認したところ、確かにアパレル系で100万円近く販売するような事例はあるものの、トランザクションベースではまだそこまで大きなインパクトにはなっていない。一方で店舗受けはよいらしく、どちらかというと店舗がファンと繋がるチャンネルをひとつ持てたことの意味合いの方が大きいという。

大型調達もそれらの結果を踏まえてのものだろう、「生き残るための調達から成長のための投資に変わった」(鶴岡氏)と今回ラウンドを評価する。

PAY事業の分社化についても、この分野が大きな成長ドライブの可能性を秘めているからに他ならない。そもそもBASEは気軽に誰でもコマースを始められるプラットフォームとして急成長した。一方で決済事業のPAYは扱うデータの質やターゲットとなるユーザーも異なる。意思決定を最適化するための手段としての分社化は妥当な判断だろう。

現在、BASEを中心とするグループ人員は昨年から倍増の100名規模に成長しており、内、PAY事業には20人ほどが所属している。増員による売上拡大を目指す仕組みではないため、やみくもに増やしたり計画ベースで採用を進めることはせず、厳選して拡大を目指したいということだった。

また気になる話題としてもうひとつ、BASEは1月4日付けで100%子会社「BASE BANK」を新設したことを公表している。ただ、この企業については新規事業領域を担当すること以外は明らかにされず、鶴岡氏に聞いても珍しく完全に秘密、ということだった。BASEが出資も受けるメルカリは新規事業領域の子会社としてソウゾウを設立しているので、そういった動きに近いのかもしれない。

----------[AD]----------

1案件で最大1000万円までを投資、BASEが店舗やクリエイターを支援するプログラム「BASE Creators Investment」を開始

SHARE:

インスタントコマースのBASEは10月26日、同社にて開かれた記者会見にてBASEを利用する店舗への投資支援プログラム「BASE Creators Investment」の開始を発表した。 同プログラムではBASEで店舗を出店するクリエイターに対して商品設計から販売までを同社が支援。また1案件あたり最大1000万円までの商品開発や製造にかかる費用などへの投資サポートも実施する。支援対象は現在BAS…

SMR_0052

インスタントコマースのBASEは10月26日、同社にて開かれた記者会見にてBASEを利用する店舗への投資支援プログラム「BASE Creators Investment」の開始を発表した。

同プログラムではBASEで店舗を出店するクリエイターに対して商品設計から販売までを同社が支援。また1案件あたり最大1000万円までの商品開発や製造にかかる費用などへの投資サポートも実施する。支援対象は現在BASEに出店している40万店舗および今後の出店を検討している個人事業者やメーカーなどだ。

同プログラムの開始は現在の利用店舗の7割が自ら商品を企画・生産・製造しているか自社ブランドの立ち上げとして利用していることが背景にある。

同記者会見内ではタレントのロンドンブーツ1号 2号の⽥村淳さん、三⼾なつめさん、池⽥美優さんによるライブコマース機能「BASEライブ」の5分間の実演販売・配信も実施された。

SMR_0037.JPG

販売された商品は同社がプログラムにて支援を実施し、開発された絵本やぬいぐるみ、かばんなどのファッションアイテム。実際に開始から1分以内で全3商品の購入があり、「リュック背負って!」「中を見せてください」といったコメントや商品を連呼するなどで配信者と見ている人がコミュニケーションをとる様子が伺えた。

「画質のクオリティや配信画面を見ながら購入できる仕組みなどが強み」と同社代表取締役の鶴岡裕太氏は語る。今後も同社は個性を活かしたクリエイターなどの支援を進めていく方針だ。

----------[AD]----------

マルイでBASEのショップ商品が購入可能に、BASEとファッションビルの丸井グループが協業

SHARE:

インスタントコマースのBASEは10月3日、ファッションビルなどの商業施設を展開する丸井グループと実店舗販売における協業を開始することを発表した。本協業により同社はBASEのショップを出店する約40万店舗に対して、丸井グループの展開する全国31店舗を活用した実店舗販売支援を実施する。 年内には新宿マルイ 本館やマルイファミリー溝口など計4店舗で期間限定のポップアップストアを開催するほか、常設店舗の…

press_marui_BASE.pngインスタントコマースのBASEは10月3日、ファッションビルなどの商業施設を展開する丸井グループと実店舗販売における協業を開始することを発表した。本協業により同社はBASEのショップを出店する約40万店舗に対して、丸井グループの展開する全国31店舗を活用した実店舗販売支援を実施する。

年内には新宿マルイ 本館やマルイファミリー溝口など計4店舗で期間限定のポップアップストアを開催するほか、常設店舗の出店も予定している。これによりBASEのショップに出品されている商品をオフラインの丸井の店舗で購入することが可能になる。

同社は2017年8月に芸能事務所アソビシステムと提携し、ポップアップショッププロジェクトのASOBASE(アソベイス)を開催するなど実店舗販売にも力を入れている。今後は将来的に成長する可能性を秘めた店舗に対して丸井グループのテナントや販売ノウハウを提供し、店舗の認知度向上や新規顧客の獲得を支援する。

 

 

----------[AD]----------