水産養殖技術のウミトロン、ENEOSと資本業務提携——ブルーカーボン事業の共同研究を開始

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「UMITRON Pulse」
Image credit: Umitron

シンガポールと日本を拠点に水産養殖技術を開発するウミトロンは24日、ENEOS ホールディングス(東証:5020。以下、ENEOS と略す)と業務提携を締結し、ENEOS 傘下の投資子会社 ENEOS イノベーションパートナーから資金調達したことを明らかにした。調達金額は明らかにされていない。この出資を受けて、ウミトロンは ENEOS とブルーカーボン事業の共同研究を開始する。

植物などの陸上生物の作用により隔離・貯留される炭素のことをグリーンカーボンと呼ぶのに対し、ブルーカーボンとは、藻場・浅場等の海洋生態系に取り込まれ、隔離・貯留される炭素のことを指す。2009 年に国連環境計画(UNEP)が報告書で CO₂ 吸収源としての可能性を掲示、「ブルーカーボンにより年間およそ5,000万トンの CO₂ を吸収、隔離できる」と発表し注目を集めている。

ブルーカーボン生態系には、光合成を行う海草藻場、海藻藻場、湿地・干潟、マングローブ林などが該当する。ブルーカーボン生態系はグリーンカーボン生態系と比べ、最大40倍の速さで炭素を貯蔵できるのが特徴。ウミトロンでは、水産養殖技術で培った AI、IoT、衛星リモートセンシングなどのテクノロジーやデータを応用し、ブルーカーボン生態系や海草養殖向け技術の研究開発に取り組む。

via PR TIMES

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