広告効果最大化「ADVA」運営のサイカ、シリーズEラウンドで37億円を調達——累計調達額は59億円に

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Image credit: Xica

広告効果分析マーケティングツールを提供するサイカは2日、シリーズ E ラウンドで37億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、THE FUND(シニフィアンとみずほキャピタルが共同運営)と、名前非開示の日本内外の機関投資家複数。また、日経によれば、これら投資家には、任天堂創業家のファミリーオフィス Yamauchi No.10 Family Office が含まれる。サイカにとっては、2020年9月に実施したシリーズ D ラウンドに続くものとなる。本ラウンドを受けての累計調達額は59億円。

サイカは2012年2月の創業。2013年、企業が自社内データにおける関連性(テレビ CM の放映回数、チラシ配布の枚数など)を見つけられるマーケティングツール「adelie(アデリー)」をローンチ。この adelie が後にピボットし2016年9月に「マゼラン」に、また、2020年9月から成果報酬型テレビ CM 広告代理事業「ADVA(アドバ)」を展開している。サイカでは調達した資金を組織強化に投資することで、ADVA の成長をさらに促進する。特に、広告やは配信戦略を提案するコンサルティング人材を増員する。

via Xica

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