カブク創業者が設立、歯科技工DXのエミウムがDNX Venturesらから2.6億円を調達

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「エミウム技工センター」
Image credit: Emium

歯科医院・歯科技工所向けに、歯科医療や歯科技工業務の効率化や DX(デジタルトランスフォーメーション)化ソリューションを提供するエミウムは14日、直近のラウンドで約2.6億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドは DNX Ventures がリードし、その他にも複数の投資家が参加したとみられる(投資家の名前は非開示)。

エミウムは2020年11月、製造業の DX スタートアップであるカブク(2017年、双葉電子工業が買収)を創業した稲田雅彦氏(現在、エミウム代表取締役)らにより創業。製造業の先端技術を歯科領域に応用した歯科技工の DX ソリューションを提供している。稲田氏はカブクをイグジット後、2019年7月に DNX Ventures に参画し、現在はベンチャーアドバイザーを務めている。

厚生労働省が発表する研究報告などを元にエミウムが推計したところでは、2026年時点で、歯科技工業務を提供する人材の需要と供給のギャップは約2.8万人に上る。エミウムでは歯科技工 DX の提供により、数少ない労力・人材でも歯科技工業務が運営できる体制構築を支援する。

エミウムが構築した歯科技工物の CAD 設計・デジタル製造サービス「エミウム技工センター」は、歯科医院→歯科技工所の「電話/FAXでの発注」を「ネットでの簡単発注」に置き換え。短納期・送料無料、業務従事者の残業時間低減・利益率改善、高品質・適正価格、カスタマサクセスを設置したサポート体制、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証取得を含むセキュリティの確保、などの特徴がある。

エミウムでは、歯科医院⇄歯科技工所間の受発注をよりスムーズにするクラウド技工ソフトウェア「エミウム クラウド技工」を開発中だ、このソフトウェアを使えば、受発注データや取引データなどを蓄積することで、歯科医院では歯科技工物の調達業務を効率化、歯科技工所では歯科技工業務の生産性向上が実現できるという。同社では、今回調達した資金は、エミウム クラウド技工の来春の正式ローンチに向けた開発強化や採用・組織体制の強化に充てるとしている。

via PR TIMES

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