※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
シンガポール登記のスタートアップ Bunzz は、同名のDapps(ブロックチェーン技術を活用した分散型アプリケーション)に特化した開発プラットフォームを運営している。同社は17日、シードラウンドで約6億円を調達したと発表した。同プラットフォームは、2022年1月の正式ローンチ以来、世界中で8,000人以上の Dapp 開発者を魅了している。今回のラウンドに参加した投資家は以下の通りだ。
- Arriba Studio
- Coincheck Labs
- DG Daiwa Ventures
- gmjp
- GMO Web3
- グリーベンチャーズ
- Hyperithm
- 田村耕太郎氏
- 森和孝氏
- mint
- SPIRAL VENTURES
- 01Booster Capital
- セレス(東証:3696)
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Bunzz は、シリアルアントレプレナーの圷健太氏が、東京に拠点を置くWeb3スタートアップ LasTrust からスピンオフする形で、2022年5月にシンガポールで法人化された。Bunzz の前、圷氏と圷氏のチームは企業向けのブロックチェーン証明書発行サービスを開発し、後にサイバーリンクス(東証:3683)に売却した。Bunzz は当初、2021年にLasTrustのプロジェクトとしてスタートした。
Bunzz は、Dapp 開発に欠かせないスマートコントラクトを開発するためのインフラを提供するプラットフォームだ。スマートコントラクトの開発プロセスをより安全かつ容易にすることで、Dapp 開発の豊富な知識や経験をまだ持っていない開発者の敷居を下げることができる。
Bunzz によれば、同プラットフォームを通じて2,800以上のDappプロジェクトがブロックチェーン上にデプロイされており、これにより「Web3版GitHub」として開発者への認知を高めつつある。同社では今後、トークンインセンティブの導入により、ユーザが開発した便利なコントラクトを他の DApp 開発者に再利用を促す仕組みづくりなども整備する考えだ。
via PR TIMES
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