ブロックチェーン証明書発行システムを開発する「LasTrust」は5月1日、East Ventures、01Booster、スカイライト・コンサルティングからの第三者割当増資、及び日本政策金融公庫からの融資により3,000万円の資金調達を実施したことを発表した。調達した資金はブロックチェーン証明SaaS「CloudCerts」のアップデートと人材採用、マーケティングへ配分するという。
同社が開発する「CloudCerts」は、ブロックチェーンの暗号技術を利用し、あらゆる紙の証明書、資格、学習履歴、契約書、覚書等の原本をデジタル化できるSaaS。ユーザーは、ワンタップでブロックチェーンにアクセスでき、「CloudCerts」から出力されたブロックチェーン証明書を無料アプリまたはウェブブラウザ上で保管・表示できる。
発行にかかる資源と時間を節約できる他、内容が正しいか誰でもその場で検証できる、 証明書発行元の機関がサービス停止した場合でも、過去に発行された証明書の真正性を立証できるなどのメリットがある。
今年4月には、ビジネス・ブレークスルー・大前経営塾の卒塾生へブロックチェーン修了証書を提供し、教育機関がブロックチェーン証明を実運用で導入した日本初の事例となっている。
via PR TIMES
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