ロケット開発のインターステラテクノロジズ、シリーズDラウンドを38億円調達でクローズ

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インターステラテクノロジズの皆さん
Image credit: Interstellar Technologies

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

北海道に本社を置く日本の宇宙関連スタートアップのインターステラテクノロジズは16日、38億円を調達しシリーズ D ラウンドをクローズしたと発表した。このラウンドにより、同社のこれまでの資金調達額は、判明しているだけで54億円超となった。このラウンドに参加した投資家は、すでに発表されているものも含めて、以下の通り。

  • SBI インベストメント
  • 日総工産(東証:6569)
  • サツドラホールディングス(東証:3544)
  • 佐々木嶺一氏(Ichigo Ventures 代表取締役)
  • De Aardappeleters
  • 山本典正氏(平和酒造 代表取締役社長)
  • 浅田一憲氏(ハウディ 取締役会長)
  • 山本博士氏(スマレジ 代表取締役)
  • サンコーインダストリー
  • サイバーエージェント(東証:4751)
  • 西野輝泰氏(有洸会 理事長)
  • INCLUSIVE
  • 藤田誠氏(INCLUSIVE 代表取締役社長)
  • セブンスターズキャピタル
  • 温泉道場
  • 山本正喜氏(Chatwork 代表取締役CEO)
  • RDS
  • 中島瑞木氏(coly 代表取締役社長)
  • 中島杏奈氏(coly 代表取締役副社長)
  • IMV(東証:7760)
  • 中野智哉氏(i-plug 代表取締役)
  • KADOKAWA(東証:9468)
  • 萩原建設工業

インターステラテクノロジズの MOMO 7号機と MOMO 6号機は2021年7月に宇宙に到達し、2019年5月に打ち上げられた MOMO 3号機と合わせて3回の宇宙到達に成功した。現在は、2023年度の打ち上げを目指す ZERO ロケットの開発を本格化させている。今回の資金使途は、ZERO ロケットの開発をさらに加速させるための研究開発費、設備投資費、人材採用費、材料費に充てる予定だ。

インターステラテクノロジズは、低コストで便利な宇宙輸送サービスを提供することで、誰もが宇宙を身近に感じられる未来の実現を目指している。2021年初頭に衛星開発に特化した子会社 Our Stars を設立し、ロケットと衛星のワンストップソリューションの提供に取り組んでいる。近年、ロシアのウクライナ侵攻により、日本や欧米諸国は世界の宇宙輸送の約2割を占めていたロシアのロケットを利用できなくなっており、インターステラテクノロジズはこの状況を事業の追い風と捉えている。

via PR TIMES

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