デスクレス事業者向けSaaS開発のX Mile(クロスマイル)、デット含め8.8億円を調達——UTECがリード

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Image credit: X Mile

物流・自動車整備・建設などデスクレス(ノンデスク)業界の事業者向けに採用や労働生産性を向上するための SaaS を開発・運営する X Mile(クロスマイル)は25日、直近のラウンドで資金調達を発表した。ラウンド単体での調達額は不明。直近ラウンドは UTEC(東京大学エッジキャピタル)がリードし、名前非開示の VC や個人投資家が参加した。今回ラウンドを受けての累積調達額は8.8億円。なお、この金額には、みずほ銀行、りそな銀行、日本政策金融金庫らからのデットファイナンスが含まれる。

X Mile は2019年2月、以前は Payme で COO を務めていた野呂寛之氏(現 X Mile CEO)により設立。デスクレス業界の事業者向けの人材採用システム「X Work(クロスワーク)」、この業界に特化した採用エージェント「ドライバーキャリア」「整備士キャリア」「建職キャリア」、経営管理・労務管理・書類管理の課題を解決し労働生産性を向上させる SaaS「ロジポケ」を開発・運営している。これらのサービスを利用する企業は8,000事業所、データベースに格納された人材の合計数は20万人を超えたという。

日本では就業人口6,700万人の6割に相当する3,900万人がデスクレスワーカー(いずれも概数)で、これまで見過ごされてきた、この分野向けのソリューションの市場機会は大きい。働き方改革の一環で、ドライバーの年間時間外労働時間上限の設定に伴う「2024年問題」、ドライバー不足で貨物の3分の1がトラックで運べなくなる「2030年問題」など運送ドライバーの不足が心配されている。日経の報道によれば、X Mile は今年中にもドライバーの拘束時間や温暖化ガスの排出量を管理できる機能を開発する計画だ。

via PR TIMES

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