行動データを活用したマイクロファイナンス的な与信プラットフォーム、ビー・インフォマティカ/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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稲田史子さん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:行動データを活用したマイクロファイナンス的な与信プラットフォーム事業を提供するビー・インフォマティカ

同社が解決する課題は「金融包摂」。金融機関の与信プロセスには大きく「審査」と「回収」がありますが、伝統的なスコアモデルでは、フリーランサーや外国人への与信が難しい、スムーズな回収が難しいといった新たな課題が生まれています。ビー・インフォマティカは、アジアで進むマイクロファイナンス的発想を参考に、国内で新しいタイプの与信プラットフォームを展開しようとするスタートアップです。

審査の工程では、同社が作成したサイコメトリックテストを使って返済意思をスコア化。それを主軸に他の既存の与信モデルを組み合わせ、総合信用スコアを作成します。回収プロセスでは、審査プロセスで取った行動パターンを活かし、1日5分程度のアプリを通した金融教育でリテラシー向上を図りました。また3人1組の連帯責任を負わせるグループレンディングを採用することで、デフォルトの低減を目指します。

Monthly Pitch編集部はココに注目:大学卒業後、日本・バングラデシュ・マレーシアで金融畑を歩んできたビー・インフォマティカ代表の稲田さん。バングラデシュのマイクロファイナンスでは、審査をしない代わりにグループレンディングが採用されていること、それでも貸倒れが1%未満に収まっていることに驚いたそうです。またマレーシアでは心理的データを使って信用スコアを組成し、与信に活かしている姿を目にしました。これらの仕組みを使ったサービスを、日本で外国人やフリーランサーの与信モデルを通して提供して日本に貢献する。そう決心し、起業に至ったそうです。

ビー・インフォマティカは既にマレーシアで数十件、数千万円の貸付を実施。日本でも金融機関と実証実験を進めており、現在有意な結果が出ているそうです。この結果を踏まえ、国内の外国人向け・個人向けの市場を開拓していきます。

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