※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。
遠隔制御ロボットをする Telexistence は7日、シリーズ B ラウンドで約230億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Monoful Venture Partners、KDDI Open Innovation Fund、Airbus Ventures、ソフトバンクグループ(東証:9984)、Foxconn(鴻海/富士康)、Globis Capital Partners (GCP) 。
Monoful Venture Partners、KDDI Open Innovation Fund、Airbus Ventures は、シリーズ A1、A2 ラウンドに続くフォローオン。累積調達額は275億円を超えた。
同社はこれとあわせ、ソフトバンクロボティクスグループ(SBRG)と、北米およびその他地域でのロボティクス事業推進を目的とした戦略的事業提携を締結した。また、Foxconn とは Telexistence の次期モデル「GHOST」の生産技術の確立および量産における連携を進める。また、今回の調達とあわせ、SBRG の吉田健一氏 、GCP の野本遼平氏が Telexistence の取締役に就任することも明らかになった。
Telexistence は、テレイグジスタンス(遠隔存在)技術をはじめ、ロボティクスや通信、VR、触覚、AI などさまざまなテクノロジーを駆使した遠隔制御ロボットの開発を進めている。Telexistence が開発する現行モデルのロボット「TX SCARA」は、コンビニエンスストア「ファミリーマート」に導入されていることで知られる。日本では人手が不足する現場で、また、北米ではアフターコロナの人件費が高騰する中での省人化の観点から需要が増えているという。
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via PR TIMES
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