タイ最大のスタートアップイベント「Techsauce Global Summit」が来週開催、日本からも10社以上が出展へ

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記者会見で Techsauce Global Summit の説明をする、創業者で CEO の Oranuch Lerdsuwankij(通称 Mimee)氏
Image credit: Techsauce

Techsauce は、元々はタイを代表するスタートアップメディアで、2015年から、東南アジア全域に焦点を充てたスタートアップカンファレンスへと変貌を遂げた。BRIDGE でも何度か取り上げているが、2019年を最後に取材が途切れてしまっている。原因は新型コロナウイルスだ。事実、新型コロナウイルスが中国・武漢で初めて見つかったのが2019年12月で、この月、筆者は IVS越境オープンイノベーションイベントの取材でバンコクを2回訪れたのを最後に、スタートアップ関係の海外遠征は頓挫することとなった。

それから筆者が渡航を再開したのは2022年3月の SXSW からで、世界は急速にノーマルに戻りつつあるのを肌で感じていたものの、カンファレンスの主催者からすれば、以前のように、参加者を世界中から自由に集められる状態には程遠かったようだ。そんなわけで、Techsauce Summit もここ数年は、国境を越えないタイ国内のローカルスタートアップシーンにフォーカスしたアジェンダになっていたが、昨年からは Techsauce Global Summit として、国際イベントの位置付けを冠するまでに回復した。

Image credit: Techsauce

今年の Techsauce Global Summit は8月16日と17日の2日間、バンコク市内のクイーン・シリキット国際会議場で開催される。30カ国以上から起業家や投資家1.5万人が参加する予定で(主催者発表)、フィンテック、クライメートテック、フードテック&ヘルステック、Web3.0、コーポレートイノベーション、デジタルトランスフォーメーション(DX)、スタートアップ、VC の8つのバーティカルステージが設置され、並行してセッショントラックが進行する予定だ(メタバース、AI/データも、サブセクターとして設定)。

日本の J-Startup パビリオンには、アスエネ(CO₂排出量管理)、クレジットエンジン(融資 DX)、メロディ・インターナショナル(周産期健康管理)、Waqua(スマートウォーターグリッド)、FingerVision(触覚センサー)、Thermalytica(耐熱材)、インターホールディングス(食品の真空保存技術)、AWL(エッジ AI カメラ)、HYPERITHM(Web3)、ゼロボード(CO₂排出量可視化)が出展する予定だ。また、レイ・フロンティア(AI 位置情報解析)も単独出展を表明している

8月のバンコクは、Techsauce Global Summit を皮切りに複数のスタートアップカンファレンスが続く予定だ。23日から25日は、ロンドンで開かれるフィンテック系カンファレンス「Money20/20」のアジア版である「Money20/20 Asia」が、25日から26日までは、タイのデジタル経済社会省によるスタートアップカンファレンス「HACKaTHAILAND」が、いずれも、Techsauce と同じクイーン・シリキット国際会議場で開催される予定だ。

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