AI活用のデジタルメンタルケア「Awarefy」、2.2億円をプレシリーズA調達

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Image credit: Awarefy

心の健康をサポートするデジタルメンタルプラットフォーム「Awarefy(アウェアファイ)」を開発・提供する Awarefy は16日、プレシリーズ A ラウンド約2.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、ANRI、epiST Ventures、オールアバウト(東証:2454)、デジタルヘルスファンド大阪、博報堂 DY ベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタル。これは、Awarefy にとって、2021年7月のシードラウンドで ANRI から1億円調達したのに続くものだ。

Awarefy は、リクルート、ビズリーチ、きりんカルテシステム出身の小川晋一郎氏により2018年3月に創業(当初の社名は Hakali)。2020年5月に Awarefy をローンチした。心の問題が社会的な悩みとなり、精神疾患の患者数も増加しているが、病院やカウンセリングへのハードルが高く、多くの人が適切な支援を受けられない状況がある。Awarefy は気軽にアプリを通じてメンタルケアを提供し、AI を活用して24時間体制でサポートを提供する。必要に応じてクリニックへの接続や相談窓口の案内も行う

Awarefy の現在のユーザは35万人以上で、2022年12月には Google Play ベストオブ2022で「隠れた名作部門」の大賞を受賞した。同社では、認知行動療法をベースとした実践型プログラムやツールを提供しているほか、大学との協力によるプログラムの効果検証も行っている。今回の調達を受け、AI を活用したサービスの提供と専門家・医療機関との連携を強化し、デジタルセラピューティクス(DTx)の開発や臨床研究も行い、総合的なメンタルヘルス支援を提供する計画としている。

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via PR TIMES   Summarized by ChatGPT

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