ジェフ・ベゾス氏も支援、庶民が100米ドルから参加できる不動産投資プラットフォーム「Arrived」

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Image credit: Arrived

不動産投資は、長らく高い参入障壁と複雑な意思決定プロセスのため、多くの個人投資家にとって遠い存在でした。しかし、シアトルに拠点を置くスタートアップ、Arrived がこの風景を一変させようとしています。Arrived は、不動産投資を簡素化し、誰もがアクセスできるようにすることを目指しており、そのアプローチは業界内外で注目を集めています。Amazon 創業者 Jeff Bezos(ジェフ・ベゾス)氏が出資していることでも知られています。

Arrived は、一戸建て住宅やバケーションレンタル物件への投資を簡素化することで、不動産市場への新しいアクセスポイントを提供しています。このプラットフォームでは、投資家は個々の物件をブラウズし、投資額を選択して、数分で自分の投資ポートフォリオを構築できます。これらの物件は、価値の上昇と収入の可能性に基づいて事前に審査され、投資家に安心感を提供します。

Arrived では、最低100米ドルから投資を開始できます。投資家は特定のシリーズ LLC が所有する資産の経済的利益の一部を直接購入し、賃貸収入から配当を得ることができます。さらに、物件が投資保有期間後に売却された場合、物件価値の上昇による資本利得も期待できます。また、物件の選定から購入、リノベーション、テナントの管理まで、不動産投資に関わるすべてを任せられるのもメリットです。

Arrived  のすべての物件は、米国証券取引委員会(SEC)の基準に準拠しており、18歳以上なら誰でも投資に参加できます。SEC の基準に準拠した開示と透明性を提供し、定期的な監査報告書を通じて資産のパフォーマンスを理解しやすいのも特徴です。アーカンソー、テネシー、バージニア州をはじめ、全米で300軒以上の住宅を投資対象としてリストアップされており、約50万人がこれまでに投資しています。

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