集金業務キャッシュレス化SaaS「enpay」運営、デット含め8.5億円をシリーズB調達——MIXIと業務提携

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Image credit: enpay

集金業務のキャッシュレス化  SaaS「enpay」を運営するエンペイは20日、シリーズ B ラウンドで8.5億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、MIXI(東証:2121)、DNX Ventures、Spiral Capital、ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、博報堂 DY ベンチャーズ、GMO ペイメントゲートウェイ(東証:3769)、旺文社。

金額には商工組合中央金庫からのデットが含まれる。今回の調達とあわせ、エンペイは MIXI と業務提携すると発表した。今回の調達は、エンペイにとって、2021年4月に明らかになったシリーズ A ラウンドに続くものだ。今ラウンドに参加した DNX Ventures は前回に続くフォローオン。累積調達額は13.2億円に達した。

エンペイは2018年11月に森脇潤一氏により創業。2020年から業務のキャッシュレス化・DX化を実現する「enpay」、2023年から振替による集金業務をより便利にする「koufuri+」と教育施設や子どもたちを支援するための決済手段「enpay ウォレット」を提供している。教育関連施設、岡山市熊本市などの複数の自治体で導入が進み、累計 GMV(取扱高)は100億円を突破した。

エンペイでは今後、市場創出と業界課題解決のサポートをより一層強化するため、プロダクト開発と組織の拡充を中心に投資するとしている。

via PR TIMES

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