製造業の技術伝承を支援する知識共有基盤「blooplinter」運営、地銀系VCなど10社から8.6億円をシリーズA調達

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「blooplinter」
Image credit: LIGHTz

つくばに拠点を置き、AIを使った技術伝承・知識共有プラットフォーム「blooplinter(ブループリンター)」を開発・提供する LIGHTz は26日、シリーズ A ラウンドで8.6億円の調達したと発表した。

このラウンドに参加したのは、豊田通商(東証:8015)、Fiducia、東北大学ベンチャーパートナーズ、いわぎん事業創造キャピタル、筑波総研、常陽キャピタルパートナーズ、FVC Tohoku、NOBUNAGA キャピタルビレッジ(十六銀行の投資専門子会社)、佐銀キャピタル&コンサルティングと名前非開示の事業会社1社。

このラウンドに参加した投資家のうち、豊田通商、Fiducia、東北大学ベンチャーパートナーズ、いわぎん事業創造キャピタル、佐銀キャピタル&コンサルティングは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。また、豊田通商とは研究開発・生産などの各部門でのシナジーを狙い事業提携している。

なお、LIGHTz は、豊田通商、東北大学ベンチャーパートナーズから社外取締役を受け入れている。LIGHTz は2016年10月の創業以来、これまでに複数回の資金調達を実施しており、今回の調達を受けて、累積調達額は明らかになっているものだけで11.6億円に達した。

LIGHTz は、代表取締役の乙部信吾氏らが中心となり、製造業向け技術コンサルティング会社 O2の社内ベンチャーとして創業。熟練者の思考や可視化する独自技術をもとにした blooplinter を開発・提供している。

日本の製造業は、品質の向上やコストの最適化、効率性の確保が求められているが、熟練した技術者の高齢化や退職による技術伝承の課題が業界全体に影響を与えている。blooplinter は、3D モデルに熟練者のナレッジ情報や過去の実績情報を紐づけることで、視覚的に理解しやすい UI を実現し、企業に部署を超えた情報共有を可能にする。

今回調達した資金は、こうした技術の強化などに充てられる。同社では、全国の製造業に幅広く提供できるソリューションを構築し、地域企業や地域に根ざした活動を通じて、地域経済の活性化にも貢献することを目指すとしている。今回ラウンドの出資者に地銀系 VC が多いのも、地域企業に対する事業展開を見据えた戦略の一環と見られる。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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