オンライン読書教育の「ヨンデミー」、XTech Venturesのリードで1.3億円を調達

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Image credit: Yondemy

読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供する Yondemy は13日、直近のラウンドで約1.3億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドは XTech Ventures がリードし、アコード・ベンチャーズ、旺文社ベンチャーズ、宮本邦久氏、笠原健治氏、吉村英毅氏、大冨智弘氏らを含む個人投資家11名が参加した。

これは同社にとって、2021年11月に実施したプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。XTech Ventures は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

ヨンデミーは、読書教育のオンライン習い事サービス。AI 技術を駆使し、子どもたち一人ひとりの好みや読書レベルに合わせた選書を提供する。このサービスには、日々の読書習慣を楽しく維持させるための工夫が施されている。

たとえば、1日3分のミニレッスンを通じて、読書の楽しみ方や感想の書き方、本の探し方などが学べたり、スタンプやバッジ、グラフなどゲームの要素を取り入れることで、子どもたちの読書に対するモチベーションを高める効果があるという。

ヨンデミーではまた、全国の図書館と連携し、リアルタイムでの蔵書検索を可能にしている。この機能により、子どもたちが読みたいと思った本を、最寄りの図書館から簡単に予約・借りることができる。

Yondemy は他にも、保護者向け LINE 相談窓口「教えて!ヨンデミー」や、おうち読書に取り組む保護者が、お互いに体験談・お悩み・解決のヒントをシェアする「おうち読書のミカタひろば」など、子どもの読書体験を多角的にサポートするサービスを提供している。

同社は現在、アクセラレータプログラム「G-STARTUP」や「D2C ビジネスグロースプログラム」に参加しており、さらなる事業成長を目指す。今回調達した資金は「ヨンデミー」のサービス開発とマーケティングの強化、組織体制の強化に充てられる。具体的には、ユーザエクスペリエンスの向上、作文領域へのサービス展開、出版業界とのアライアンスを促進する方針だとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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