建設現場で360°カメラを持って歩くだけでビューを作成——遠隔施工管理「zenshot」開発が2.2億円をプレシリーズA調達

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「zenshot」
Image credit: SoftRaid

建設業界向け遠隔施工管理サービス「zenshot」を展開する SoftRoid は13日、プレシリーズAラウンドで2.2億円を調達したと発表した。このラウンドは UB Ventures がリードし、インキュベイトファンド、その他個人投資家らが参加した。

これは同社にとって、2022年9月に実施したシードラウンドに続くものだ。インキュベイトファンドは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は新規プロダクト「zenshot AI」の開発、人材採用、GPUサーバへの投資に充てられる。

また、同社は今回の資金調達により、DeNA(東証:2432)出身のKaggle MasterでAIエキスパートの笹木陸氏、ロボットスタートアップの TechMagic 開発部長を務めた曽根大樹氏、SLAM技術スタートアップの Kudan で日本事業を統括していた千葉悟史氏が参画することを併せて発表した。

zenshot は、建設現場向けの遠隔施工管理サービス。建設現場で360°カメラを持って歩くと、画像処理AIが自動的に360度の現場ビューを作成し、クラウド上にアップロードされる。撮影したデータは2~3時間以内にアプリに登録され、パソコン、タブレット、スマートフォンからいつでもどこでも確認できる。これにより、複数の現場管理、遠方現場の進捗確認、外部監督の管理など、建設現場の管理効率が大幅に向上するとしている。

建設業界では、労働生産性が大幅に低い水準で推移しているという課題があった。その原因の1つとして、「データ収集→可視化→分析→改善」という生産性の改善サイクルのうち、建設業では最初の「データ収集」のステップでつまずき、データ駆動の生産性改善ができていないことが挙げられていたという。

zenshot は、現場の業務負荷を下げながら「データ収集→可視化」のステップを可能にしている。そして、今回の資金調達を受けて開発を進める「zenshot AI」では、後半の「分析→改善」を実現する。建設業における生産性改善サイクルを zenshot と zenshot AI を一括提供することで、単純な業務効率化だけではなく、現場の構造化と業務革新の基盤構築を実現するとしている。

via PR TIMES       Summarized by ChatGPT

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