4カ国5拠点でグローバルIPを展開、VTuberプロデュースのBrave groupがシリーズD3調達——累積調達額は62億円に

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Image credit: Brave group

VTuber をはじめとしたグローバル IP のプロデュース事業を展開する Brave group は23日、シリーズDラウンドを 3rdクローズし、資金調達を実施したことを発表した。このラウンドには 31VENTURES(三井不動産とグローバル・ブレインによる運営)、テレビ朝日ホールディングス(東証:9409)が参加した。

これは同社にとって、2023年12月に実施したシリーズ D ラウンドの 2ndクローズに続くものだ。今回の調達を受けて、同社のシリーズ D ラウンド総額は約35億円に達し、累積調達額は約62億円に達した。

Brave group は、次世代 Virtual esports プロジェクト「ぶいすぽっ!」やバーチャルミュージックレーベル「RIOT MUSIC」などの VTuber の総合プロデュース事業をはじめ、公式グッズ・公式ライセンス商品専門の EC サイト「colleize」の運営、バーチャル学園都市「MEキャンパス」の運営、「CR Gaming School」の運営を行う esports 事業など、多岐にわたる事業を展開している。

2023年には、グローバル展開を加速させるために、4カ国5拠点の海外拠点設立、グローバルオーディションの実施、複数の海外プロジェクトの開始などを行った。これにより、合計20名の海外 VTuber がデビューしている。さらに、過去1年間で4社との経営統合を行い、事業の幅を拡大した。

このたびの資金調達により、同社はグローバル IP を中心とした事業の海外展開やアライアンス、経営統合、採用活動の強化などを行うとしている。また、新たに参画した三井不動産(東証:8801)およびテレビ朝日との事業連携も積極的に取り組む方針だしている。

具体的な事業連携としては、三井不動産とは、海外 VTuber の共同開発や、三井不動産が展開する商業施設でのオフラインイベントの開催などが予定されているという。一方、テレビ朝日とは、双方のアセットを活用した事業連携を推進する。

Brave group は、これまでにも松竹とのグローバル IP 共同開発、バリュエンスジャパンとの VTuber 共同開発、マイナビとの esports 全国大会共同プロデュースなど、多数のプロジェクトを行ってきた。同社は今後も、IP 事業を中心に周辺領域を含めた事業の拡大とグローバル展開を推進するとしている。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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