民泊運営効率化SaaS「StayX」運営のmatsuri technologies、13.4億円調達でシリーズDをクローズ

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Image credit: matsuri technologies

ソフトウェアを活用した民泊運営の効率化を手掛ける matsuri technologies は13日、シリーズ D ラウンドの 2nd クローズを迎え、シリーズ D ラウンド全体を13.4億円の調達でクローズしたと発表した。これは、同社が今年2月に明らかにしていたシリーズ D ラウンドの 1st クローズに続くものだ。

シリーズ D ラウンドの 2nd クローズには、Vertex Ventures、日本郵政キャピタル、三菱商事(東証:8058)、ゼンリン FP、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所の CVC)が参加した。BRICKS FUND TOKYO は前回に続くフォローオンでの参加(シリーズ D ラウンド 1st クローズ時点では非開示だった)。今回の調達を受けて、matsuri technologies の創業以来の累積調達額は約47.4億円に達したことになる。

matsuri technologies が提供する「StayX」は、ソフトウェア技術を核に据えた空間の価値最大化ソリューション。AI やクラウドコンピューティングなどのテクノロジーを民泊運営に活用することで、インターネット上での集客からリアルタイムの在庫管理、動的価格設定、AI による清掃員の配車管理まで、ビジネスの全工程を無人でカバーできる基盤を構築した。人手不足への対応と効率化を実現しながら、時間的・空間的制約にとらわれずに必要な人に必要な空間を提供することで、新しい社会インフラの形を創り出そうとしている。

コロナ禍の影響を乗り越え、2023年に入りインバウンド需要が大きく回復。これに伴い同社が運営する施設のチェックイン数は前年比で実に434%もの高い伸びを示した。この急激な需要の高まりを受け、今回の資金調達を実施した。調達資金は、ソフトウェア基盤の機能強化、新規施設開設による供給拡大、オペレーション人員の採用強化に充てられる。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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