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クラウド人事労務 SaaS「SmartHR」を提供する SmartHR は1日、シリーズ E ラウンドで約214億円を調達したと発表した。このラウンドは、カナダ・オンタリオ州教職員年金基金の投資部門 Teachers’ Venture Growth(TVG)とアメリカの KKR がリードし、WiL と Light Street Capital が参加した。WiL と Light Street Capital は以前のラウンドに続くフォローオン。今回の調達を受け、累積調達額は約358億円に達した(米ドルを元にしているため、調達時期により誤差のある可能性があります)。
SmartHR は、2015年11月にサービスをローンチ。労務管理機能から着手し、2019年にはタレントマネジメント領域に参入した。現在では30%を超える既存ユーザー企業がタレントマネジメント機能を利用している。2024年2月にはARR(年間経常収益)が150億円を突破した。最近、「HRアナリティクス」「学習管理(LMS)」「採用管理(ATS)」など、複数の新規プロダクトの提供を開始した。また、外部システム連携やアプリストア「SmartHR Plus」を通じ、幅広い顧客ニーズに対応したサービス展開を進める。
今回の資金調達により、SmartHR は、HR 領域における新たなプロダクト開発の加速、マルチプロダクト展開に向けたセールス・マーケティング組織の拡大、機能拡充と人材獲得を目的とした M&A の実施、AI 等の新技術への投資を実施するとしている。CB Insights によれば、SmartHR の時価総額は、前回の2021年5月のシリーズ D ラウンドの時点で約1,700億円(当時のレートで16億米ドル)だった。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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