ファンはLINE感覚で推し活可能、mydear.が目指す次世代VTuber支援プラットフォーム/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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萩原湧人さん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:any styleが展開するのは、VTuber活動のための総合プラットフォーム「mydear.」と「mydear.nest」です。

mydear.はファンの熱量を高めるVTuber推し活アプリ。LINEのようなトークUIを採用することで、ユーザーはVTuberからまるで自分宛にメッセージが来たかのような体験ができます。個別コミュニケーション機能もあるので、VTuberは本当に特定のユーザー宛てにテキストやボイスメッセージを送ったり、通話したりすることも可能です。アプリ内でメンバーシップを開設することもできます。またVTuberの特徴であるボイス販売も可能で、高い水準のARPPUや課金率になるケースも少なくないようで、ファンの熱量を高めるアプリとなっています。VTuberはアプリを導入すれば企業案件の紹介を受けられるだけでなく、グッズ展開のサポートやゲームの包括許諾など、活動に必要なサポートが受けられるのもmydear.の特徴です。

企業向けにはVTuber案件ネットワーク「mydear.nest」を展開。my dear.のネットワークにいるVTuberをアサインし、企業のPRを実施します。鉄道会社とタッグを組んだ例では、VTuberが地域の特産品のPRをしました。他にもKONAMI公認のボンバーマン大会を開いたり、ファミリーマートと提携してオリジナルグッズを展開したりもしています。

Monthly Pitch編集部はココに注目:VTuberの市場は年々拡大しており、2021年に2,261億円だった市場は、4年後にはアニメ産業と同等規模の2.4兆円規模になると言われています。国内でもANYCOLORやカバーが上場し市場を広げていますが、まだまだ中小規模のVTuber市場は手付かずです。any style代表の萩原さんは、any styleはこのマーケットを攻めると語ります。

今後は大企業案件をフックにして、VTuberのネットワークを広げていく計画です。VTuber向けの導入特典・活動サポートも広げていき、将来的な海外展開も見据え、my dear.をVTuber活動の総合プラットフォームにしていきます。

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