プラップジャパンとランサーズが業務提携、クラウドソーシングを導入した「クラウドソーシング PR」を開始

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crowdsourcing pr

クラウドソーシングサービスを提供するランサーズと、PR会社のプラップジャパンが、ランサーズに登録する高い専門性を有するライターや元記者などを起用し、クラウドソーシング上でニュースリリースの作成・配信業務を可能にする「クラウドソーシング PR」を開始した。

「クラウドソーシング PR」はクラウドソーシングを使った安価なリリース作成配信パッケージだ。作成されるリリース文に関してはランサーズが、プレスリリースの配信に関してはプラップジャパンが運営するプレスリリース配信サービス「Digital PR Platform」が用いられる。

ニュースポイントの整理、専門分野の記者、ライターによるニュースリリースの執筆、メール・FAXを組み合わせた媒体への配信と一部大手ウェブメディアへの掲載保証をまとめて提供する。

先日、リニューアルを実施し、スタートアップ向けのプログラムの提供を開始した「PR Times」では、1回の配信にかかる料金は3万円。オプションでFAXでのリリース配信が5000円、リリース原稿の作成が3万円、Webクリッピングレポートが1万円となっており、計7万5000円。一方の「クラウドソーシング PR」は10万円での提供となっている。

多少金額に差が生じているが、この点についてプラップジャパンの担当者に尋ねたところ、公開はできないとのことだが、フローと仕組みづくりを半年をかけて実施しており、それによってこの金額感となっているという。

プレスリリースにかかる作業を最初から最後まで提供することを前提としている点では、これまでネタはあるものの、「広報担当者がいない」「すべて任せてしまいたいがPR会社に頼むほど予算がない」などの理由から発信できていなかった企業が対象となると考えられる。

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