ソーシャルメディアクライアントのKiznaが発表されたのは今年2月終わり頃のこと、私もそのときこんな記事をかいている。今日、そのkiznaを運営するきずながアプリの開発や運用を別会社に移譲し、社名をFrogAppsに変更すると発表した。
移譲先はSIIIS(シーズ)で、代表の杉山隆志氏は以前ソーシャルメディアの統合クライアントアプリSOICHAのプロデュースをしていた人物だ。Kiznaは9月に正式リリースを迎えるという。
さて、社名変更やサービスの移譲についてはリリース(PDF)に書いてある通りとして、中村氏はこのかえる…いやFrogAppsで何をリリースするのだろうか。
答えはやはり「フード系アプリ」だ。
中村氏とは以前からsmileatや泡組サロンといったイベント企画で話をすることは多かったので、新たに現在主力である飲食系のサービスを展開する、ということは聞いていた。ただ、詳細はなかなか教えてくれない。結構粘っても教えてくれない。
現在、飲食系のサービスとして主力になるのはもちろん食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどのレストランレビューやガイドだろう。
そこにRettyやたべにこ、ソーシャルランチ!といったソーシャルの波を上手く掴んだサービスや、Spoon!やSnapDishなどの写真系をメインにしたアプリなどが新たに参入してきている。
中村氏はこれまでもぐるなびや食べログなどのレストランガイド、レビューサービスについては自身の運営する店舗の視点で意見を発信しているだけに、同じようなアプローチはまずあり得ないだろう。となると、やはりソーシャル系のサービスとなる。
写真系アプリか、はたまたソーシャルグラフをうまくつかったサービスか、社名変更のリリースをしたからにはサービスの立ち上がりももうすぐと考えていいだろう。
食に関するウェブサービスの決定打となるだろうか。大いに注目しておこう。
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