メタバースプラットフォーム「cluster」、52億円をシリーズD調達——教育分野へ進出、海外展開を強化

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メタバース「バーチャル秋葉原」
Image credit: cluster

メタバースプラットフォーム「cluster(クラスター)」の開発・運営を行うクラスターは17日、シリーズ D ラウンドで52億円を調達したと発表した。このラウンドはスパークス・アセット・マネジメントがリードし、SBI インベストメント、オリックス、KDDI Open Innovation Fund(KOIF、KDDI とグローバル・ブレインが運営)、スカイランドベンチャーズ、三井住友信託銀行、NOBUNAGA キャピタルビレッジが参加した。

これは同社にとって、2020年1月に実施したシリーズ C ラウンドに続くものだ。KOIF は前回に続くフォローオンでの出資参加。今回の調達を受けて、クラスターの累計調達額は66億円に達した。今回の調達した資金は、海外展開、法人顧客とクリエイターに cluster をサービスを展開する子会社の設立、教育分野への進出など、事業拡大に向けたプロダクト開発やマーケティング強化に充てられる。

cluster は2017年5月に正式サービスを開始した、メタバース上で音楽ライブ、カンファレンスなどのイベントを開催できるプラットフォームだ。同時に数千人と接続可能で、大規模なバーチャルイベントにも対応している。累計動員数は、2023年1月時点で2,000万人を超えた。最近は、地元企業の協賛や自治体との共催により、実在する街をメタバース化した「バーチャル渋谷」「バーチャル秋葉原」「バーチャル大阪」「バーチャルあべのハルカス」などを展開、多くのユーザを魅了している。

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via PR TIMES     Summarized by ChatGPT

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