レストランサービスを提供しているシンガポール発のeat2eatが、先日ケワルラム・チャンライ・グループから400万米ドルの資金調達を受けた。eat2eatはレストランに対してテーブル予約や販売、リアルタイムでの在庫の管理を支援するソフトウェアソリューションを提供している。これはOpenTableと似たアプローチであるが、eat2eatの方は特にアジア太平洋地域を主な事業展開の地域としている。
eat2eatは2000年に創設され、これまでにスターウッド・ホテル・アンド・リゾート、マリオット・インターナショナル、ヒルトンホテル、シャングリラホテルなどを含む1,200以上のクライアントにサービスを提供してきた。
私たちの多くは、eat2eatに新たに投資したケワルラム・チャンライ・グループのことを今まで聞いたことがないかもしれない。しかしこのグループは昔からテクノロジー業界において150年というとてつもない歴史を持つ会社であり、54か国で営業しており計12,000人の従業員を抱えている。
投資グループとしての同社のポートフォリオは非常に多彩で、投資先はテクノロジーから農業ビジネスまで多岐にわたり、その対象はインドとシンガポール市場のみに焦点を絞っている。
eat2eat 社CEO ヴィクラム・アガーワル氏(右写真)のコメント:
「当社はジャグディシュ・チャンライ(訳注:ケワルラム・チャンライ・グループのディレクター)と共に仕事できることをうれしく思っています。彼はポートフォリオ企業に深みを与えた実績を持っているからです。」
「特にチャンライ氏と仕事ができるこの機会をとてもうれしく思っています。レストラン業界に対して、より積極的にウェブ・ソリューションをマーケティング展開できるようになるからです。」
Penn Olson では、eat2eatに対して追加で質問を送った。今後の新情報にご期待いただきたい。
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