Accel Partnersが4億ドルのベンチャーファンドの発表をした1月、我々は興奮した。しかし、ほんの8ヵ月で事態は変わったようだ。Times of India によると、インドの起業家たちには残念な内容だが、ファンドに対する考えが変わったらしい。
Accel Partners は、市場の低迷と成長期の新興企業へのVC業界の過熱化に伴い、4億ドルのベンチャーファンド計画を白紙に戻すという。ただし、創設期のスタートアップに投資するため、Accel Partners はインドに留まるという。 インド単独で400以上のベンチャーキャピタルが存在すると報告されているが、その多くは仕事を辞めた元金融プロ達が自らのファンドを作っているとされている。
もちろん、有名どころのベンチャーキャピタルである SequoiaやIDG、Intelのベンチャーキャピタルらもインドにおり、投資活動の現場をより競争の激しいものにしている。 それでも、インドは今もなおビジネスを始めるには絶好の場所だ。Accel Partners が4億ドルのベンチャー資金を引きあげたことはインドという国の現状を何ひとつ変えるわけではない。が、それは、インドにおける投資環境が少し混雑してきていて、新興企業やスタートアップの数を上回る投資資金が存在しているということを示している。
現在、Accel Partners India にこの件について何かアップデートがないか確認している。
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