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アイドル応援アプリ「CHEERZ」、聴き放題音楽サービス「KKBOX」、楽曲配信サービス「TuneCore Japan」による共同プロジェクトが始動

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フォッグが開発するアイドル応援アプリ「CHEERZ」が、聴き放題音楽サービス「KKBOX」と世界中の配信ストアにて楽曲を発売することが出来るサービス「TuneCore Japan」との共同プロジェクトをスタートした。 3社による共同プロジェクトでは、「CHEERZ」に参加しているアイドル約650名はCHEERZが開発したシステムを活用する。参加アイドルは、楽曲配信に関する年間管理費などの負担がなく…

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フォッグが開発するアイドル応援アプリ「CHEERZ」が、聴き放題音楽サービス「KKBOX」と世界中の配信ストアにて楽曲を発売することが出来るサービス「TuneCore Japan」との共同プロジェクトをスタートした。

3社による共同プロジェクトでは、「CHEERZ」に参加しているアイドル約650名はCHEERZが開発したシステムを活用する。参加アイドルは、楽曲配信に関する年間管理費などの負担がなく、「TuneCore Japan」を通して、定額制音楽配信に関しては「KKBOX」に、その他「iTunes Store」「amazon music」「LINE MUSIC」などの音楽配信プラットフォームに自身の楽曲を配信することが可能となる。

音楽ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」利用アーティストへの総支払い額が6億円を突破

アイドルと何かのテーマを掛け合わせることで、「CHEERZ」を売り出してきたフォッグ。彼らが常々、課題に思っていたのは、アイドルのアーティスト性は人々に認知されていないということだった。

「CHEERZ」を運営するフォッグのメンバーには、元々音楽業界出身の人間が多い。「CHEERZ」のプロジェクトマネージャーである伊藤崇行氏も、音楽業界出身者の一人だ。

スタートアップが企画に力を注ぐ理由ーーアイドル応援アプリ「CHEERZ」プロジェクトマネージャーに聞く企画の力

音楽業界を経験した彼らが感じていたのが、楽曲を売りにしているアイドルや音楽にこだわっているアイドルも存在する一方、それを十分に伝えられていないという課題だった。「KKBOX」もアイドルの音楽に力を入れており、「TuneCore Japan」も配信のサポートをしていきたいと考えていたことから共同プロジェクトの話が進んだ。

「アイドルの音楽はすでにリリースされているし、配信されていることもあります。ただ、ロックシーンやハウスシーンのように「アイドルシーン」は存在していない。シーンとして楽曲が聞かれていないんです。私たちが目指すのは、アイドルシーンを作ること。アイドルの楽曲を配信し、音源をまとめる場所を作り、アイドルの音楽シーンを作っていきます」

そう伊藤氏は語る。互いに目指すところが重なった三社は、「アイドルシーン」を立ち上げていくべく連携を行う。「CHEERZ」経由で配信されたアイドル楽曲は提携先である「KKBOX」内にて、新設予定のカテゴリ「アイドル」にまとめられていく。注目音源をピックアップして紹介することで、アイドルの楽曲を聴いてもらうための導線を作る狙いだ。

3社共同プロジェクトの流れ

さらに、「KKBOX」ではアイドル自身がミュージックキュレーターとなり、様々なジャンルの音楽を紹介し、ユーザに対して新たな音楽体験提供していく。

「CHEERZ」は、先日動画生配信の新機能「ちあスト」を実装。これで写真、動画の生配信に加えて、音楽面もカバーすることになった。

アイドル応援アプリ CHEERZ に動画生配信の新機能「ちあスト」が登場

「CHEERZ」を開発するフォッグは、SHOWROOM、KLab Entertainmentの3社協同で新たなライブシリーズ「Let’s Party!」の立ち上げも発表。アイドルシーンを盛り上げていくための動きを加速させている。

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台湾の音楽ストリーミングKKBoxがチケット販売スタートアップに投資、無料サービスもまもなくローンチ

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台北を拠点とする音楽配信企業 KKBox は、同市にあるチケット販売スタートアップ WalkieTicket(華娯售票)に投資したことを発表した。(編集部注:原文掲載4月24日)投資条件および規模は明らかにされていないが、この取引により、KKBox は WalkieTicket 最大の株主となる。日本のコンビニエンスストアチェーンの台湾国内支店である Taiwan FamilyMart(台湾全家商…

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台北を拠点とする音楽配信企業 KKBox は、同市にあるチケット販売スタートアップ WalkieTicket(華娯售票)に投資したことを発表した。(編集部注:原文掲載4月24日)投資条件および規模は明らかにされていないが、この取引により、KKBox は WalkieTicket 最大の株主となる。日本のコンビニエンスストアチェーンの台湾国内支店である Taiwan FamilyMart(台湾全家商店)もこのラウンドに参加した。

同社CEOである Jay Wang(黃振峰)氏によって2010年に設立された WalkieTicket は、地元の業者と連携し、コンサートやイベントのチケットを販売している。ユーザは WalkieTicket のウェブサイトやアプリ、あるいは複数あるサードパーティの1つを介して直接チケットを購入することができる。中でも注目すべきは FamilyMart だ。台湾に2900以上の店舗を持つこのコンビニエンスストアチェーンは、FamiPort でさまざまな商品やサービスを販売している。

KKBox 独自のチケット販売サービス KKTix ローンチしたのは2014年の初めだった。その数か月後、Spotify が台湾に初めて進出した。BusinessNext(数位時代)によれば、この投資によって KKTix と WalkieTicket チームおよびテクノロジーが完全に融合されるだろう。WalkieTicketのウェブサイトを利用するユーザは、じきにKKTix.comにリダイレクトされるようになる。

このコラボレーションによって両社は互いの弱みを補うことになるだろう。KKBox は音楽配信アプリ上のトラフィックを通してチケット販売を促進することができ、一方 KKTix よりも歴史がある WalkieTicket は、自らと密接な関係のある業者ネットワークを分かち合うことができる。加えて KKBox は、ユーザのリスニング習慣データを利用して、近々行われるイベントを勧めることができる。

KKBox は、アジアの iTunes として2005年にローンチし、会員登録したユーザが従量課金制のダウンロードや著作権侵害をせずに、曲を無制限に利用できる定額制のストリーミングサービスを提供している。現在同社のライブラリーへのアクセス料は、月額149ニュー台湾ドル(約5米ドル)となっており、マレーシア、香港、シンガポールそしてタイでも利用可能だ。同社の有料会員数は2014年時点で500万人以上に達しており、昨年8月、シンガポールのGIC主導で行われた投資ラウンドでは1億400万米ドルの資金を調達している。

無料のストリーミングし放題サービスはまだ用意されてないが、同社によれば、まもなくローンチする予定だそうだ。

2013年後半、Spotifyがアジア市場に参入すると、多くの台湾人は KKBox の将来性に疑問を抱いた。昨年、共同創立者のChris Lin(林冠群)氏は、アジアのロングテール型のレーベルとの長年の付き合いのお陰で、ユーザを繋ぎ留めておけるだろうとTech in Asiaに対して語っている。それでも同社は様々な戦略を練って今まで通り動き回っている。KKTix をローンチしたり、WalkieTicketの買収以外に、リアルタイムオークションプラットフォームのPaganini+にも出資している。まもなくローンチ予定の無料サービスは Spotify や YouTube 時代においては不可欠で、その費用は Paganini+ を買収したことで捻出できそうだ。

台湾のチケット販売サービスで有名なのは KKTix だけではない。Eventbrite を手本にした Accuvalley(盈科泛利)の Accupass(活動通)は、昨年シリーズA資金を調達し、台湾で最も資金を調達したスタートアップだった。同社は、台湾と中国本土に別々の社名とビジネスモデルでサービス展開している。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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