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ウエアラブルのテレパシーが、カジュアル向け位置情報AR対応スマートグラス「Telepathy Walker」を発表

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ウエアラブルデバイスを開発するスタートアップ Telepathy の日本法人であるテレパシージャパンは、アメリカ・ラスベガスで開催されている CES (Consumer Electronics Show)で新プロダクト「Telepathy Walker」を発表した。2016年夏に発売する予定で、予定価格は699ドル。2月には日本、アメリカ、カナダ向けのクラウドファンディングサイトでプリオーダーの受…

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ウエアラブルデバイスを開発するスタートアップ Telepathy の日本法人であるテレパシージャパンは、アメリカ・ラスベガスで開催されている CES (Consumer Electronics Show)で新プロダクト「Telepathy Walker」を発表した。2016年夏に発売する予定で、予定価格は699ドル。2月には日本、アメリカ、カナダ向けのクラウドファンディングサイトでプリオーダーの受付が開始される。

同社は約1年前に Telepathy Jumper を発表しており、こちらは主にクラウドと連携してビジネスユースで使うことが想定されていたが、今回発表された Telepathy Walker はロケーション・ベースの拡張現実(AR)に使えることを売りにしており、個人向けの日常生活やエンターテイメント利用に舵を切っていることがわかる。

言うまでもなく、Telepathy はセカイカメラで世界に名を馳せた井口尊仁氏(現在は、ロボティクス・スタートアップの Doki Doki を運営)が設立したスタートアップだが、(商品が日の目を見なかった Telepathy One をカウントしなければ)Telepathy Jumper に続く同社の二作目で、ロケーション・ベースの AR という、セカイカメラが追い求めていた世界観に達した偶然の一致に不思議な感覚を覚える。

テレパシージャパンは CES で、ジェスチャーで操作できるスマートグラス「mirama」を開発するブリリアントサービスと共同でブース展示をしており、このコラボレーションを記念して、Telepathy Walker や mirama が実現する世界を、人気アニメスタジオの Production I.G 制作によるコンセプトムービーで表現している(本稿下のムービー)。アニメやゲームフリークから多くのバッカーを獲得することができるかどうか、クラウドファンディングの開始を楽しみにしたい。

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テレパシーが「Telepathy Jumper」を発表、ウエアラブルとクラウドで〝共創プラットフォーム〟を提供へ

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ウエアラブルデバイスを開発するスタートアップ Telepathy の日本法人であるテレパシージャパンは今日、ウエアラブル・デバイス「Telepathy Jumper」を発表した。今月からプリオーダーを開始し、事業者向けには2015年3月から、消費者向けには2015年夏から販売を開始するとしている。価格は未定。 もともと、Telepathy One のリリースを目標に掲げていた同社であるが、Tele…

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ウエアラブルデバイスを開発するスタートアップ Telepathy の日本法人であるテレパシージャパンは今日、ウエアラブル・デバイス「Telepathy Jumper」を発表した。今月からプリオーダーを開始し、事業者向けには2015年3月から、消費者向けには2015年夏から販売を開始するとしている。価格は未定。

もともと、Telepathy One のリリースを目標に掲げていた同社であるが、Telepathy Jumper には Telepathy One の面影は感じられない。スマートグラスというよりは、むしろウエアラブルデバイスであり、操作をするためのコントローラーパッドとはケーブルで接続されている。

テレパシージャパンの代表取締役を務める鈴木健一氏の説明によれば、Telepathy Jumper は顔に常時かけて使うというよりは、普段は首にかけておき、必要なときに着用するという UX を期待しているのだそうだ。また、常時着用して Telepathy Jumper を使いたいユーザのために、頭部装着用のアダプタを添付予定で、このアダプタはユーザがカスタマイズ製作できるよう、3D データが DMM 東京3Dプリンティングセンターを通じて一般公開される。

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Telepathy Jumper は Android 4.2 で動作しており、複数の加速度センサー、位置センサーなどを統合的に管理できる Sense-Core Engine を内蔵。Telepathy Jumper 上のアプリは、ソフトウェア的に個別にセンサーからの情報を受け取る必要がなく、ユーザが立っているのか、座っているのか、Telepathy Jumper がバッグの中にあるのか、などコンテクスチュアルな形式で、このエンジンから情報を受け取ることが可能になり、ソフトウェアの開発/処理工数を減らすことができる。

Telepathy Jumper を披露する鈴木代表。
Telepathy Jumper を披露する鈴木代表。

Telepathy Jumper には発売段階で、「Eye Connect」と「Talent Buzz」という〝共創〟をテーマにした2つのアプリが標準搭載される予定だ。

Eye Connect はユーザ同士の互いの視線をワンクリックで交換できる機能を持ち、接続権限をオープンにしていれば、他ユーザからの接続要求に応じて、自分の視線から見える風景を他ユーザに共有することができる。

Talent Buzz は、空き時間を使ってユーザ同士が知識やスキル、体験を共有するための基盤で、工場などで熟練工が新人に製造工程のノウハウを共有したり、飲食店などで店員の接客やサービスの向上に活用したり、さまざまな応用範囲が期待される。

なお、サードパーティが Telepathy Jumper を使ってアプリが開発できる可能性については、API は公開するものの Android Wear 準拠となるかどうかなど、詳細な技術仕様については未定とのことだった。

当初の Telepathy への期待感は Telepathy One のモックアップに象徴されるように、そのハードウェアの斬新なデザインやコンセプトに対するものが大きかったと言えるだろう。つまり、その時点においては、ハードウェアは Telepathy が製造する一方、アプリはサードパーティ・デベロッパなどコミュニティの動きに依存しようとしていたのかもしれない。Telepathy Jumper の発表にあわせて、同社はハードウェア+アプリ+クラウドで、トータルに UX/UI を提供することを明らかにした。Telepathy One の実現においては、現在の技術での限界があった可能性は否めないが、ハードウェアのみにフォーカスせず、UI/UX を提供する企業になると宣言したのは、新たな一歩として評価できるだろう。

鈴木氏は、Telepathy の創業から今回のプロダクト発表に至った2年間が「長かったと思う」と心境を吐露しながらも、今後、アプリやユースケースの開発にあたり、さまざまな企業とコラボレーションしていきたいと抱負を述べた。

Telepathy Jumper は2015年1月6日〜9日、アメリカ・ラスベガスで開催される CES (Consumer Electronics Show) に出展される予定だ。

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セカイカメラがサービス終了を発表、伝説に残るピッチを振り返る

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 頓智ドットが2008年の TechCrunch 50 で、スマートフォンによる拡張現実感(AR)ソリューション「セカイカメラ」を発表してから、もう5年以上も経過したとは信じがたい(上記ビデオ参照)。このピッチで、同社の井口尊仁氏は、“look up, not down” して、身の回りのあらゆるものにタグが見つけられ…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

頓智ドットが2008年の TechCrunch 50 で、スマートフォンによる拡張現実感(AR)ソリューション「セカイカメラ」を発表してから、もう5年以上も経過したとは信じがたい(上記ビデオ参照)。このピッチで、同社の井口尊仁氏は、“look up, not down” して、身の回りのあらゆるものにタグが見つけられる、スマホの使い方を提案した。しかし、残念ながら、頓智ドットのウェブサイトの発表によれば、セカイカメラはまもなくサービスを終了することになる。

2009年、私は井口氏にセカイカメラについて、インタビューする機会があった。畏敬の念さえ覚えさせる未来志向のサービスだった。現在では、井口氏は Telepathy へと身を移し、スマホを宙に構えるよりは、よりARには適した Google Glass のようなソリューションを提案している。[1] このメガネが成功するまでの道のりは依然長いが(Telepathy の話をするとき、これを「ベーパーウェア」だと言う人は多い)、私は井口氏がセカイカメラから Telepathy に移ってきたのを歓迎している。

同時に、いくつかの理由で彼のプレゼンテーションは特別な存在だ。

  1. 井口氏のプレゼンテーションは問題ない。ーー英語で話したりピッチしたりするとき、自信を失ってしまう日本のスタートアップが多い。私の知る日本人は往々にして完璧を求めたがるが、それが過ぎるのも上達する機会を遠ざけてしまう(ことわざで、「最善は善の敵」)。[2] たとえ英語がうまくなくても、話そうとする内容の要点をとらえるようにし、足りない部分は熱意で補うことだ。(自分のプロダクトに熱意が無い人は、即退場。)
  2. 影響力の強さ。ーーこの特別なプレゼンテーションから、どれほどの位置情報サービス、ARサービスが提供を受けたことだろう。どれだけの人が、似たようなサービスを作ったことだろう。[3]
  3. 欧米人は、日本のことが好きで仕方がない。ーーこのピッチで強調されたのは、頓智ドットが日本のスタートアップで、何かしら未来を垣間みられると思わせたことだった。2013年の現在でも、ロボット、新幹線、タコの看板、忍者、きゃりーぱみゅぱみゅなど、メイド・イン・ジャパンはクールで、未来を思わせるブランドである。この可能性がわからないなら、Tokyo Otaku Mode を見てみるべきだ。

Telepathy がプロダクトを市場投入できるかどうかについて、私は少し懐疑的だ。しかし、セカイカメラのサービス終了が発表されたのをふまえて、2008年の最初のピッチは、インターネット史上に残る面白い出来事の一つだったと言える。

日本のスタートアップが海外進出すると多くの障害に直面するが、同時によいこともたくさんある。

日本はクールであり、想像力に富んでいる。欧米社会は、日本のことが好きである。

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Telepathy 井口尊仁氏

  1. しばらく使い続けると、腕がだるくなるのではないかと思う。  ↩
  2. TechCrunch 50 の Q&A セッションのビデオも見てみるとよいだろう。こちらもなかなか陽気で素晴らしい。  ↩
  3. 私は、京都の Yesterscape のファンだ。時を戻す面白い要素を持った AR ソリューションである。  ↩
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TechCrunch Tokyoレポート: Telepathy井口尊仁CEOが語る、ウエアラブル・テクノロジーの未来 #tctokyo

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 TechCrunch Tokyo の最初のセッションで、Telepathy の CEO 井口尊仁氏は、First Capital Management(FCM)のチーフ・インベスト・マネージャー Kevin Landis 氏と共に登壇した。FCM が8月、Telepathyに500万ドルを出資したことは記憶に新しい。…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

TechCrunch Tokyo の最初のセッションで、Telepathy の CEO 井口尊仁氏は、First Capital Management(FCM)のチーフ・インベスト・マネージャー Kevin Landis 氏と共に登壇した。FCM が8月、Telepathyに500万ドルを出資したことは記憶に新しい。

モデレータを務めた西村賢氏は核心をついて、Telepathy One がよく比較される Google Glass について尋ねた。

Google Glass はまだ日本で発売されておらず、比べるのは難しい。しかし、我々のデバイスはコミュニケーションにフォーカスしている。人間は、コミュニケーションの生き物と言っていいだろう。そして、スマートフォンがその大部分を占めるようになった。(中略)Google Glass と同じく、電力消費が最大の課題だ。常にコミュニケーションできるようにしておく上で、この問題は我々の開発で、大きな部分を占めている。[1]

井口氏は、PRチームの要望により、プロダクトに関して話せる内容に制約があるとした上で、Telepathy One のユーザ・インタフェースを可能な限り小さなものにしたいと述べた。

これは、大きなパラダイム・シフトになるだろう。

まるで、身につけていることを忘れるような、目立たないものにしたい、と井口氏は語った。この話を受けて西村氏は、ジェスチャーを使うのかと尋ねてみたが、井口氏はしばらく間をおいて、その質問には「答えない」と述べた。

Kevin はさらに、この点が既に市場に出回っている他のウエアラブル・テクノロジーと比べ、次のように述べた。

Fitbit や Jawbone はうまくいっていて、IPO も成功するだろう。彼らは大きな市場を追いかけているが、一つだけ問題がある。自分のフィットネスをモニターしたい、改善したいと、人々が思うかどうかだ。しかし、それは単なる一問題に過ぎない。Fitbit や Jawbone は、スマートフォンを経由してユーザとユーザの間に介在する。Telepathy は、このようなプロダクトの必要を無くしてしまうかもしれない。もしそうだとしたら、Fitbit やJawbone はなくなるだろう。私にとっては、この上なく素晴らしいことだが。

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このセッションで最も興味深かったのは、井口氏が本当に Google Glass よりも安い価格で Telepathy One を市場に出せるのか、と質問を受けたときだった。井口氏は価格やリリース日については言及を避けたが、このようなデバイスを作るチャレンジや、そのチャレンジの背景について語った。

簡単なことではないが、簡単じゃないから挑戦している。矛盾しているように聞こえるかもしれないが、誰もができることなら、挑戦する意味はない。これはイノベーションではない。挑戦できて幸せだ。

iguchi-takehito-techcrunch-tokyo-280x217井口氏は、Telepathy のチームをシリコンバレーと東京で拡充していることについても語った。シリコンバレーのメンバーはソフトウェア、ユーザ・インタフェース、コア・アプリ開発に長けている。東京のチームは、コア・ハードウェア開発に特化しているということだ。

Telepathy One の発売時には、アメリカ市場から発売を開始するだろう、とも井口氏は付け加えた。

Telepathy のチームには課題が山積しているが、井口氏は頭ではなく、首にぶらさげる形で Telepathy One を着用していたのが印象的だった。


  1. 井口氏の発言は、会場での同時通訳を元にしたものであることに注意されたい。彼はこのセッションで、日本語で話した。 ↩
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ウエアラブル・デバイスのTelepathyが、シリコンバレーVCのFirsthandから500万ドルを調達

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Telepathy は、セカイカメラで知られる日本のシリアル・アントレプレナー、井口尊仁氏が率いるウェアラブル・デバイス・スタートアップだ。同社は今日、シリコンバレーのベンチャーキャピタル Firsthand Technology Value Fund(以下、Firsthand)から500万ドルを調達したと発表した。Firsthand は Facebook、Twitter、Gilt Groupe …

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Telepathy は、セカイカメラで知られる日本のシリアル・アントレプレナー、井口尊仁氏が率いるウェアラブル・デバイス・スタートアップだ。同社は今日、シリコンバレーのベンチャーキャピタル Firsthand Technology Value Fund(以下、Firsthand)から500万ドルを調達したと発表した。Firsthand は Facebook、Twitter、Gilt Groupe にも投資していることで知られ、ティッカーコード SVVC で NASDAQ に上場している。

Telepathy は昨年の SXSW で Google Glass のライバルに成りうると目される処女作 Telepathy One を発表し、今秋のアプリ開発者向け SDK リリース、来年の出荷開始を目指している。同社は今回調達した資金をもとに、シリコンバレー Sunnyvale をベースに社員雇用を強化する計画だ。

Telepathy CEO の井口尊仁氏は、次のようにコメントしている。

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ウエアラブル・テクノロジーは、ソーシャル・ネットワークの新しい波を創り出すだろう。Telepathy One のプロトタイプに対するユーザの反応は驚くものだった。今回の調達で Telepathy One のユーザ体験を向上させ、2014年の市場投入につなげたい。

Telepathy では、Sunnyvale 勤務のハードウェア/ソフトウェア・エンジニアを募集している。詳細についてはこちらから。また、以前 Apple で QuickTime のアーキテクトを務めた Peter Hoddie 氏をアドバイザーに迎え、彼が持つ動画技術のノウハウを Telepathy One の開発に役立てる。

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Google Glassよ、君に仲間が現れた! セカイカメラ発明者がTelepathy Oneを発表

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【原文】 拡張現実感(AR)スマートフォン・アプリ「セカイカメラ」の発明で知られる、頓智ドットの元CEO井口尊仁氏は、SXSW 2013 で Telepathy One という、ウェアラブル・コミュニケーション・デバイスを発表した。Google Glass の競合商品になると考えられ、アメリカでは2013年のクリスマス・シーズン前に発売される見込みだ。 このデバイスは目の前にディスプレイとカメラが…

【原文】

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Telepathy One を身につける井口尊仁氏

拡張現実感(AR)スマートフォン・アプリ「セカイカメラ」の発明で知られる、頓智ドットの元CEO井口尊仁氏は、SXSW 2013Telepathy One という、ウェアラブル・コミュニケーション・デバイスを発表した。Google Glass の競合商品になると考えられ、アメリカでは2013年のクリスマス・シーズン前に発売される見込みだ。

このデバイスは目の前にディスプレイとカメラが来るようになっていて、5インチ相当のバーチャル・スクリーンが現われる。ブルートゥースで他のデバイスと接続でき、メール受信、ソーシャルネットワークの更新確認、今見ているものを友人とシェアできる。

telepathy_one井口氏は2012年11月に頓智ドットを退社し、日本のスタートアップ・コミュニティの皆は、彼が次に何を作るのかを見守っていた。それがまさにこのプロダクトで、野心あふれるプロジェクトだ。彼がAR界のパイオニア的存在であることを考えれば(セカイカメラは、2008年の TechCrunch 50 のファイナリスト)、このプロダクトがどのように Google Glass を打ち負かすかが興味深い。商品の差別化という点では、Google Glass よりもよりファッショナブルで安価になるだろうと、井口氏は説明している

彼は現在、SXSW 2013 に参加しており、このプロダクトを展示し、他の SWSW-ers に試着してもらい、フィードバックを集めている。

更新: YouTube に Telepathy One のプロモーション・ビデオがアップロードされた。以下を参照されたい。

(写真:Telepathy One の Facebook ページより)

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