ウエアラブル・デバイスのTelepathyが、シリコンバレーVCのFirsthandから500万ドルを調達

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Telepathy は、セカイカメラで知られる日本のシリアル・アントレプレナー、井口尊仁氏が率いるウェアラブル・デバイス・スタートアップだ。同社は今日、シリコンバレーのベンチャーキャピタル Firsthand Technology Value Fund(以下、Firsthand)から500万ドルを調達したと発表した。Firsthand は Facebook、Twitter、Gilt Groupe にも投資していることで知られ、ティッカーコード SVVC で NASDAQ に上場している。

Telepathy は昨年の SXSW で Google Glass のライバルに成りうると目される処女作 Telepathy One を発表し、今秋のアプリ開発者向け SDK リリース、来年の出荷開始を目指している。同社は今回調達した資金をもとに、シリコンバレー Sunnyvale をベースに社員雇用を強化する計画だ。

Telepathy CEO の井口尊仁氏は、次のようにコメントしている。

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ウエアラブル・テクノロジーは、ソーシャル・ネットワークの新しい波を創り出すだろう。Telepathy One のプロトタイプに対するユーザの反応は驚くものだった。今回の調達で Telepathy One のユーザ体験を向上させ、2014年の市場投入につなげたい。

Telepathy では、Sunnyvale 勤務のハードウェア/ソフトウェア・エンジニアを募集している。詳細についてはこちらから。また、以前 Apple で QuickTime のアーキテクトを務めた Peter Hoddie 氏をアドバイザーに迎え、彼が持つ動画技術のノウハウを Telepathy One の開発に役立てる。

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