書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」が経済番組配信サービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」と連携

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serendip

「ビジネスマンは読書をするべき」

そんな話をいたるところで目にする。だが、常時接続された世界となり、時間の確保が難しくなっている現代において、なかなか読書のための時間を確保するのも難しい。

2005年に創業した情報工場が提供している書籍ダイジェストサービス「SERENDIP」は、そんな現代のビジネスマンの悩みを解決してくれるサービスだ。その内容は、日本国内の書籍から、未邦訳の海外書籍や雑誌に至るまで、本のハイライトを3,000字にまとめたダイジェストを作成して、送ってくれるというもの。

一週間い4つのダイジェストをメールで配信するというオーソドックスな方法ながら、企業の経営者や管理職など、約7万人の会員を抱えている。さらに、この会員はすべて法人会員を中心とした有料会員となっており、個人は月額2,500円、法人は10名ごとに月額12,500円を支払っている(法人会員にはボリュームディスカウントあり)。

この会員数からコンテンツ力の高さが伺える「書籍の要約」サービスが、このたび同じく高いコンテンツ力を持つサービスとの連携を発表している。今回、「SERENDIP」が連携するのは、テレビ東京の経済番組が月額500円で見放題となるオンデマンドサービス「テレビ東京ビジネスオンデマンド」だ。

business ondemand app

現在、約5万人の会員数を持つ「テレビ東京ビジネスオンデマンド」は、「WBS」「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「未来世紀ジパング」「Newsモーニングサテライト」「Mプラス」といった、人気の経済番組がPC、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能となる映像サービス。

同サービスと書籍のダイジェストサービス「SERENDIP」が互いのコンテンツ力を活かし合う。両社は今後、様々な可能性を模索していくとのことだが、まず共同のキャンペーンからスタート。

「SERENDIP」の会員が初めて「テレビ東京ビジネスオンデマンド」を利用する場合、最大で3ヶ月間料金が無料となる。反対に、「テレビ東京ビジネスオンデマンド」側の会員が初めて「SERENDIP」を利用する場合には、「SERENDIP」の利用料金が20%割引となる。

business ondemand

加えて、「テレビ東京ビジネスオンデマンド」のサイト上に、「5分で読める!おすすめビジネス書」ページができ、その中で「SERENDIP」の書籍ダイジェストが紹介される。さらに、紹介された書籍のダイジェストに関連した「テレビ東京ビジネスオンデマンド」の番組を表示する。

こうした互いの会員に対してメリットをもたらす連携や、コンテンツの活かし方はまだまだ可能性があるはずだ。特に、両サービスともにテクノロジーを活用する余地が大いに残されている。日々、ビジネスに関しての情報を収集する必要がある人間にとって、こうした連携が進んでいくことは、喜ばしいことだ。

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