悪夢の年か? 中国のIPO事情から見る勝ち組と負け組

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

今年は厳しい年だ。欧米市場の経済情勢の悪化により投資が鈍った。中国ではLongtop(東南融通)やSino-Forest(嘉漢林業)の上場スキャンダルの後、テック企業やベンチャー企業は疑いの目を向けられるようになった。その上、中国のテック企業やメディア産業に対する規制が厳しくなり、外国からの投資はますます減った。

すべてのことを総合して考えると、今年の中国のテック企業は、勝ち組と負け組の明暗がくっきり分かれることになった。

IPOダッシュボードの最新インフォグラフィックによると、今年不景気で最も影響を受けたのはテック部門であり、世界のIPOは平均20パーセント下落し、新しいバブルがはじけると論じる人もいる。

インフォグラフィックを見ると、テック企業のIPO唯一の勝ち組は、ウィルス対策のソフトを提供しているQihoo(奇虎)(NYSE:QIHU)で、今年上場してから15.31パーセントの株価上昇を記録した。

グラフからは、めまぐるしく変化する経済情勢から、状態が悪化した多くのIPO負け組がいることがわかる。中国企業の例で言えば、出会い系サイトのJiayuan(世紀佳縁交友) (NASDAQ:DATE)、データセンター運営の21Vianet(世紀互連)(NASDAQ:VNET)、子供向けSNSプロバイダーのTaomee(淘米)(NYSE:TAOM)、半導体製造のBCD (NASDAQ:BCDS)、動画共有サイトのTudou(土豆) (NASDAQ:TUDO)、ソーシャルネットワークのRenren(人人) (NYSE:RENN)、そして企業価値が62パーセント下落したウィルス対策ソフトのNetqin(網泰) (NYSE:NQ)などがある。

アメリカのソーシャルメディアはどうかというと、SNSのIPOで最も稼いだ企業(LinkedIn (NYSE:LNKD))や最も失敗した企業(FriendFinder (NYSE:FFN))などの報告がある。そうした結果は、明らかに収益力や、ユーザである広告主の価値基準によって判断されたものだ。現在の経済状況は悪く、ニューヨーク株式市場で今年生き残るのは電子商取引プラットフォームのVancl(凡客誠品)だけになる可能性もある。同社は十億ドルの資金調達を見込んでいる

だが、中国のテック企業に「冬到来」を心配している人たちがいるなかで、2011年の真の勝ち組、負け組を決めるのは時期尚早かもしれない。

出典;IPOダッシュボード

【via Penn Olson 】 @pennolson

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