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2013年の中国テックシーン「すべてのハードウェアがスマート化へ」

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近年、スマートデバイスというコンセプトがハードウェア市場に再び活気を与えている。このトレンドによって2013年における中国のハードウェア市場が驚くほど成長したと言っても過言ではなく、新しいハードウェアが次々に現れては大手インターネット企業やスタートアップがこの分野に殺到した。 ウェアラブルデバイス 議論するには別の記事が必要となるスマートウォッチはさておき、中国市場はスマートリングからスマートリス…

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近年、スマートデバイスというコンセプトがハードウェア市場に再び活気を与えている。このトレンドによって2013年における中国のハードウェア市場が驚くほど成長したと言っても過言ではなく、新しいハードウェアが次々に現れては大手インターネット企業やスタートアップがこの分野に殺到した。

ウェアラブルデバイス

議論するには別の記事が必要となるスマートウォッチはさておき、中国市場はスマートリングからスマートリストバンドなどの多様なウェアラブルデバイスブームが巻き起こった。

これらの製品の主な機能は、スポーツでのモニタリングやインセンティブ、ヘルスケア、子供やお年寄りのトラッキングなどだ。これら製品の価格のほとんどは2,000元(330.6米ドル)以下だ。

そこで、特に興味深いウェアラブルデバイスをここに紹介しよう。

    Baidu(百度)が支援するCodoon(咕咚)は、7か月の間にCodoonリストバンドの第1世代、第2世代をローンチした。同社は、同様の機能を持つCodoon Candy(咕咚糖果)やCodoon Smile(咕咚笑)など他のガジェットも開発している。検索大手のBaiduは、Codoon リストバンドとinWatchとの共同でウェアラブルデバイスに特化したウェブサイトをリリースした。

    ・Qihoo(奇虎)はGPS追跡ブレスレットの360 Child Guard(児童衛士)をリリースした。このブレスレットを身に着けている人の居場所をいつでも特定でき、スマートフォンのアプリで設定された時間内にたどったコースも表示できる。

    ・Shanda(盛大)のハードウェアブランドであるGEAK(果壳)はスマートリングをリリースした。

    ・MAXはNFC暗号技術で動作するGalaRing G1をリリースした。

    ・香港拠点のテック企業Digi-Careは彼らにとって初となるスマートリストバンドERIを2014年初めまでにリリースすることを計画した

しかしながら、スマートウェアラブルデバイスの研究開発はまだ初期段階にある。それらの多くはスマートフォンのアクセサリーに過ぎず、スマートフォンとほとんど同様の機能しか備えていないからだ。

フリーミアムモデルの流れの中で、ハードウェア自体の重要性はこれから小さくなっていくだろう。最も重要なのはスマートガジェットが集めるデータである。CocoonのトップであるShen Bo(申波)氏はかつて、最も価値があるのはCodoon Workout(咕咚運動)であると述べたことがある。

これはCodoonリストバンドに付属のアプリで、これまでに2000万インストールが記録されている(中国語のソースによる)。

スマートルーター

スマートルーターがインターネットアクセスをコントロールしたり、家庭や職場でのコンテンツ消費に影響を与えたりするゲートウェイであるという認識をより多くの中国企業が持つにつれて、スマートWiFiルーターがハードウェア業界の次のホットスポットになるのではと期待されている。

ハードウェア業界の発展は中国のテックシーンに新たなチャンスをもたらしている。

【原文】

Yahoo!がユーザが求めている情報をホーム画面に表示させるAndroidアプリ「Aviate」を買収

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現在、開催されているCES 2014で、Yahoo! CEOのマリッサ・メイヤー氏がKeynoteスピーチに登壇し、「Aviate」というAndroidアプリを開発する会社を買収したことを発表したとThe Vergeが報じている。買収の金額は明らかになっていない。 Aviateは、インテリジェントなホーム画面をユーザに提供するアプリだ。ユーザがその時必要としている情報とアプリをホーム画面に表示して…

Photo by Yahoo Screen
Photo by Yahoo Screen

現在、開催されているCES 2014で、Yahoo! CEOのマリッサ・メイヤー氏がKeynoteスピーチに登壇し、「Aviate」というAndroidアプリを開発する会社を買収したことを発表したとThe Vergeが報じている。買収の金額は明らかになっていない。

Aviateは、インテリジェントなホーム画面をユーザに提供するアプリだ。ユーザがその時必要としている情報とアプリをホーム画面に表示してくれる。昨年の10月にプライベートβ版をリリースした同社は、Paul Montoy-Wilson氏とWilliam Choi氏という元Googleの社員が共同創業者となっている。

Aviateの利用イメージは以下の映像をご覧いただきたい。


Aviateは1日の時間帯やユーザがいる位置などから、ユーザが求めているアプリや情報をホーム画面に表示してくれる。ちょうど本日、「スマホのホーム画面」を広告ビジネスの新たなフロンティアとして開拓しようとしている韓国のスタートアップ「EnKino」についての記事を掲載した。

スマホのホーム画面は数多くのプレイヤーが狙うフィールドとなっている。広告をするにせよ、そうでないにせよ、重要になってくるのは、ユーザのコンテキストを理解し、きちんとパーソナライズされた情報を届けられるかどうかになってくると考えられる。

マリッサ・メイヤー氏のKeynoteスピーチの様子はこちらからどうぞ。

OSVehicleのオープンソースフレームワークを活用すると、自動車が1時間以内でDIY可能に

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OSVehicleが実施しているプロジェクトがとても興味深い。数多くの人にとって、自動車は買うものであって、作るものではない。少なくともこれまではそうだった。 OSVehicleは、自動車をより身近に、より快適にするためのプロジェクトを実施している。それは、自動車をDIYするための方法をオープンソースに提供するというものだ。「TABBY」と名付けられたプロジェクトでは、自動車を組み立てる方法にアク…


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OSVehicleが実施しているプロジェクトがとても興味深い。数多くの人にとって、自動車は買うものであって、作るものではない。少なくともこれまではそうだった。

OSVehicleは、自動車をより身近に、より快適にするためのプロジェクトを実施している。それは、自動車をDIYするための方法をオープンソースに提供するというものだ。「TABBY」と名付けられたプロジェクトでは、自動車を組み立てる方法にアクセスすることができるようになっており、組み立ての時間も1時間かからないとしている。

以下はその様子を伝えた映像だ。

OSVehicle: TABBY Timelapse from OSVehicle on Vimeo.

OSVehicleは、「TABBY」のことをオープンソースフレームワークであるとしている。車版のIKEA、モビリティのためのArduinoとも紹介している。OSVehicleのサイトから、設計図や3Dデータなどをダウンロードできるようになっており、オープンソースであるため、色々な人が参加してアップデートしていくようになっている。

OSVehicleは「Urban TABBY」という異なるプロジェクトも実施している。これは、「TABBY」を道路交通法的に進化させたもの。TABBYをベースに、各地域それぞれのニーズ、この場合法律をクリアできるかどうかということに合わせて、調整可能なキットを提供している。

以下は「Urban TABBY」のことを紹介している映像。

Urban TABBY – the road legal evolution from OSVehicle on Vimeo.

「TABBY」を作成しようとすると、1台あたり5445米ドルから8168米ドルほどのコストがかかるという。各パーツの製造にかかるコストが削減されれば、全体のコストも大きく減少する可能性がある。3Dプリンターの存在は、私たちにそんな希望を抱かせてくれる。

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オープンソースのフレームワークで自動車をDIYできる、というのは大きな可能性を秘めている。モノの作り方、供給のされ方が変わりうる領域はどこがあるか、考えてみるのもおもしろいかもしれない。

(via TreeHugger

2014年はハードウェア・スタートアップの夜明けとなるか

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昨年の年末、東京・西麻布にあるnomad new’s baseで、「MAKERSとかハードウェア・スタートアップな忘年会2013」と題したイベントが開催された。 Cerevoの岩佐琢磨氏、Gugenの岡島康憲氏、そして本誌編集長の平野が、「ハードウェアで起業」、「MAKERS」、「自作ハードウェア」といった単語に反応してしまう人向けに開いたイベントだ。 参加者は50人以上となり、Mak…

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昨年の年末、東京・西麻布にあるnomad new’s baseで、「MAKERSとかハードウェア・スタートアップな忘年会2013」と題したイベントが開催された。

Cerevoの岩佐琢磨氏、Gugenの岡島康憲氏、そして本誌編集長の平野が、「ハードウェアで起業」、「MAKERS」、「自作ハードウェア」といった単語に反応してしまう人向けに開いたイベントだ。

参加者は50人以上となり、Maker Faireニコニコ学会、Gugenといったイベントに参加するような多くのハードウェアスタートアップな人たちで会場は埋め尽くされた。

メーカー、開発者、デザイナー、商社、研究者など、多様な人が集う機会となり、筆者はその熱量に驚かされた。

普段、足を運んでいるスタートアップな人たちが集まるイベントとはまた違うエネルギーが、その日会場には渦巻いていた。当日、イベントに参加しながら、何人かの参加者の方から話を聞いたり、ピッチの様子を眺めていて、何が違うのかをぼんやりと考えていた。

おそらく、自分たちが作るものに対する愛情や「作りたい!」という欲求の強さが違うのではなかっただろうか。「MAKERSとかハードウェア・スタートアップな忘年会2013」に参加していたような人たちは、何かを作らずにはいられない、そんな人達だと感じた。

上の写真はピッチした人が持参したプロトタイプのプロダクトに参加者の人々が食いついている様子だ。このように、好奇心を抑えられない、といった勢いの人々が参加者には多かったように思う。

ピッチには、「Gugen2013」で大賞に輝いた筋電義手「Handie」も登場した。センシングの技術、処理能力、3Dプリンターを使うことによるコストの削減など、最近の潮流をうまく活かしたプロダクトだ。

現在、西海岸で開催されているITおよび家電関連の総合展示会である「2014 International CES」では、様々なハードウェアが発表されている。ウェアラブルデバイスの流れや、M2M(マシンツーマシン)の流れは2014年よりさらに加速していくと予想される。

技術面の変化とコミュニティの熱量、この2つが揃った2014年、興味深いハードウェア・スタートアップが登場してくる可能性は十分にある。THE BRIDGEでは、こうした流れをしっかりと追いかけていくために「Gadget」というカテゴリも新設し、ハードウェアやモノづくりの未来について取材を実施していく予定だ。

大型台風に備えてフィリピン現地の人々が利用できるアプリ「RaincheckPH」

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自然災害が頻発するフィリピンでは、発生時に現地の人々を支援するウェブ・アプリベースの災害対策支援ソリューションの提供が必要であるとテック企業やスタートアップが痛感した。 先月フィリピンを襲った台風Haiyanの際には災害対応ツールがたくさん登場し、その中で最近新しくお目見えしたのがRaincheckPHだ。このツールはフィリピンにいる人々が台風上陸に備えて事前準備できるよう支援している。 通信会社…

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自然災害が頻発するフィリピンでは、発生時に現地の人々を支援するウェブ・アプリベースの災害対策支援ソリューションの提供が必要であるとテック企業やスタートアップが痛感した。

先月フィリピンを襲った台風Haiyanの際には災害対応ツールがたくさん登場し、その中で最近新しくお目見えしたのがRaincheckPHだ。このツールはフィリピンにいる人々が台風上陸に備えて事前準備できるよう支援している。

通信会社Smart Communicationsのモバイル開発部門、Voyager Innovationsによって開発されたこのアプリは、Project NOAHから提供されるデータを利用することによってユーザに特定の都市や地域の降雨予想を提供している。

Project NOAHはフィリピンにいる人々向けに早期警戒ツールとして機能するウェブアプリケーションだ。それぞれの政府機関と共同でフィリピンの天気予報、洪水、その他災害情報を提供している。

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Project NOAHからデータを取得することで、フィリピン政府科学技術省が主導するRainCheckPHは95%の精度で降雨予測を行うことができる。RainCheckPHは現在、国内のおよそ70都市をカバーしている。このアプリは、現在地の降水確率が4時間以内に50%以上になるとユーザにポップアップ通知でアラートを出してくれる。

気温、風速、向こう4日間の天気予報に関するリアルタイムデータにもユーザはアクセス可能だ。FacebookとTwitterのシェア機能もある。

Project NOAHのエグゼクティブディレクターMahar Lagmay氏は、同プロジェクトについて次のようにツイートしている。

「1/2 現在のNOAHアプリでは操作が難しいという反響があって、この降雨予想アプリが登場したわけだ。このアプリは日々進歩する学習アプリだ。」

パイプライン上の計画の中には、InterAksyonというニュース発信サイトとのパートナーシップによって、休校や企業の休業情報を提供すること、またアプリのクラウドソーシング機能を統合して、洪水やその他気象情報をユーザからも通知できるようにすることが含まれている。

RainCheck PHはAndroid用が無料で入手可能だ。

【原文】

広告の次なるフロンティア「スマホのホーム画面」の開拓を求める韓国のスタートアップEnKino

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Facebookは毎月11億5000万のアクティブユーザを誇り、1日平均使用時間は20分前後と驚異的だ。おそらく世界で最も魅力的なアプリだろう。しかしソーシャルネットワークよりも目にするものがあるとしたら、それは自分のスマートフォンのホームスクリーンだ。 そこで登場したのが韓国のスタートアップ、EnKinoだ。同社はホームスクリーンを企業に販売できる広告スペースにしたいと考えている。 このアイデア…

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Facebookは毎月11億5000万のアクティブユーザを誇り、1日平均使用時間は20分前後と驚異的だ。おそらく世界で最も魅力的なアプリだろう。しかしソーシャルネットワークよりも目にするものがあるとしたら、それは自分のスマートフォンのホームスクリーンだ。

そこで登場したのが韓国のスタートアップ、EnKinoだ。同社はホームスクリーンを企業に販売できる広告スペースにしたいと考えている。

このアイデアはそう馬鹿げたものではない。似たようなビジネスをしている企業によれば、ユーザは平均して1日110回携帯電話のロック解除をしているという。インドのPaisaSwipeや韓国のCashslideといったスタートアップは、ユーザにお金を払ってロック画面に広告を表示させている。

Facebookでさえ、ホームスクリーンに広告を置きたがっている。これはつまり、広告を掲載する場所の取り合い合戦が私たちの手元で繰り広げられるかもしれないということだ。

もちろん、特にオイシイ理由がない限り、自分の携帯電話が広告攻めにあうのを良しとする人はいない。この問題に取り組む消費者アプリのKinoは壁紙チェンジャーを兼ねており、ユーザは企業やテーマに基づいて画像を選択することができる。このサービスは静止画像に限らず、アニメーション仕様の壁紙も表示できる。

EnKinoの共同設立者兼CMOのShawn Park氏によると、同サービスはなかなか良いトラクションを得ており、32万ダウンロードのうちアプリを開くアクティブユーザが毎月14万人いる。Androidでのみ利用可能で、アプリユーザの内訳は韓国、アメリカ、ドイツの順で多い。

「Snapchatと同じく、月間のアクティブユーザは主に若い女性で、平均で週2回壁紙を変更しています。」

とPark氏は語る。全ユーザのうち60%が女性で、55%が25歳未満だ。

同社はすでにユーザベースからマネタイズしており、アディダスや映画のThe Avengers、その他多数から2012年の固定広告手数料として10万米ドルを受け取っている。アディダスの壁紙はアディダスFacebookページやオンラインストアへのリンクがついている。

Kinoは映画配給会社、K-Pop事務所、ファッションブランド、ゲームパブリッシャーに広告主となってもらうことを計画しており、広告費用はゲームのダウンロード数に基づく獲得単価で計算する予定だ。

ユーザは集められた壁紙の中から選ぶ方法とは別に、他のユーザがKinoにアップロードした画像を選ぶこともできる。また、このアプリを使って友人の携帯の壁紙を瞬時に遠隔操作で変更することができるが、もちろんそれには友人の許可を事前に得ておく必要がある。

Park氏は、

「この機能はとても面白く、またブランドの広告を急速に広めることにも役立っています。」

と述べ、またユーザはそのような変更をブロックすることを選択できるとも説明した。先月の遠隔操作で壁紙を変えた数は現時点で約1万件に上る。

このようなアプリの開発には、ネットワークの回線容量やコンピューティング容量などに関する様々な技術的な課題がある。動く壁紙を上手く実現するために、同サービスでは動画を自社のフォーマットに変換している。また携帯端末全体の容量に占めるアプリの容量はわずか3%にしかならず、OS自体よりもかなり少ない。

2011年8月のアプリのサービス開始以来、現時点で1人のエンジェル投資家から資金を調達している。ユーザベースが拡大しさらに収益を確保できれば、生き残るための追加資金調達の必要がないほどの羨ましい立場に立てる可能性はある。とはいえ、有意義な戦略を立てることができれば資金も集まってくるだろう。

現在、同スタートアップはより多くのユーザにリーチアウトできるよう海外展開に協力してくれるパートナーを探している。

【原文】

WeChat(微信)が、他のTencent(騰訊)アプリを統合したバージョン5.1をリリース

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WeChat(微信)が新たに中国語のバージョン5.1をTencent(騰訊)のAndroidマーケット、MyApp(応用宝)にリリースした。 新バージョンの機能や変更点は次の通りだ。 携帯電話アカウントの連絡先コンタクトが当然のことながらWeChat Payment(微信支付)経由でリチャージされる。eカードがリチャージを行ったすべての人向けに送られるようになる。 中国でこの夏トップを争う人気だっ…

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WeChat(微信)が新たに中国語のバージョン5.1をTencent(騰訊)のAndroidマーケット、MyApp(応用宝)にリリースした。

新バージョンの機能や変更点は次の通りだ。

  • 携帯電話アカウントの連絡先コンタクトが当然のことながらWeChat Payment(微信支付)経由でリチャージされる。eカードがリチャージを行ったすべての人向けに送られるようになる。
  • 中国でこの夏トップを争う人気だったWeChat第1弾ゲームでクラッシュしてしまった飛行機の復活。6元(1米ドル以下)で、3回復活するチャンスが与えられる。
  • 3ヶ月ほど前にローンチされたショートビデオアプリWeShow(微視)と、QQ Creative Camera(創意相機、公式な訳名ではない)が現在、インプットボックスの下のバーに配置されている。モバイルセキュリティとマネジメントアプリのTencent Mobile Manager(騰訊手機管家)はダイレクトインストールでユーザ設定から利用できる。
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  • グループチャットは以前は40人までだったが、今回のバージョンから100人まで参加できる。初期設定では全てのユーザはこういった大きなグループを1つしか持つことができないが、WeChat Paymentにサインアップすれば別に2つのグループに参加できる。また、WeChat Paymentで寄付を行えば追加でもう1つのグループを持てる。
  • 配送先住所はユーザ設定で追加することができる。
  • ドラフトはタイムラインに表示される。
  • スタンプのプレビューは長押しで行う。

WeChatとしてはもちろん、バージョン5.0でローンチされたWeChat Paymentを利用するユーザが増えることを望んでおり、彼らが携帯ゲームやその他有料サービスでお金を使ってくれるよう促している。

連絡先コンタクトに対するモバイルリチャージやeカードの存在は、WeChatがユーザ同士でやり取りできるアイテムを今後提供していきたいと考えているサインだ。この時の決済は当然WeChat Paymentを利用してもらうという考えであろう。

WeChatの親会社Tencentが提供しているアイテムには、オンラインゲームのバーチャルアイテムやデジタルミュージックのようなオンラインサービスから、eコマースサイトYixun(易迅)にあるリアルなグッズまで様々なものがある。

また、配送先住所の追加により、相手側に知らせることなく実際の商品を送ることが可能になる。提出されている住所をすべて把握しているTencentのYixunがギフトビジネスを運営する唯一のマーチャントになるのは驚くべきことではない。

現在中国で最大手のeコマース企業Alibaba(阿里巴巴)は、WeChatコマースを潜在的脅威ととらえている。WeChatのチャットでTaobao(淘宝)やTmall(天猫)のウェブページを表示させないようにしているからだ。

WeChatが初期設定やオプションでTencentアプリを追加したのは初めてのことだ。WeChatを補完する別のTencentアプリが追加されるのは時間の問題であろう。

そして、WeChatがTencentのMyAppで新バージョンをデビューさせるのも初めてのことである。Appストアは中国のインターネット企業がモバイルインターネットビジネスでシェアをつかむための戦略的なツールとなっている。

この点で、Tencentの同業で将来競合していく企業はすでに準備を整えている。Baiduには91 Wireless(手機娯楽)があり、Xiaomiは初期設定でXiaomiデバイスやMIUIカスタムシステムをインストールしており、Qihooには360 Mobile Assistant(360手機助手)があるが、同社CEOによれば、これはモバイルゲーム配信で中国最大であるという。

グループチャット許容量は大したことではないように見えるかもしれないが、TencentのQQ IM(中国で最も人気のあるメッセージサービス)では実際にニーズはある。ユーザがグループチャットで多くの参加者を集めるにはQQプレミアムプランに申し込む必要がある。

WeChatには6億を超える登録ユーザがいるとされているが、 同社は2013年第3四半期の月間アクティブユーザ数が2億7200万としか明らかにしていない。

WeChatのゲームプラットフォームには現在8つのゲームがあり、これには自社開発ゲームのほか、 Zombie vs. Plants 2のようなサードパーティーによるゲームがある。Tencentはこのうちのいくつかからかなりの利益を上げている。

APIおよび音声認識SDKもリリースされており、WeChatのビジネスアカウントやオフィシャルアカウントは、カスタマイズされた機能を構築することができる。

モバイルメッセージアプリにとってスタンプはなくてはならない収益源とされており、WeChatはそれに貢献してもらえるデザイナーを歓迎している。そして、そこから得た売上を彼らとシェアすることだろう。

【原文】

WeChat(微信)がタクシー呼出アプリのDidi Dache(滴滴打車)と連携、乗車料金の支払が可能に

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それは、すごく速かった。中国の Tencent(騰訊、HKG:0700)がタクシー呼び出しアプリの Didi(嘀嘀打車)にシリーズCラウンドで出資してからまだ数日だが、Tencent のメッセージアプリ WeChat(微信)は Didi を使ったタクシー呼び出しを可能にする機能を WeChat に追加実装した。 Tencent Tech(騰訊科技)によれば(Technode による情報提供に感謝)…

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それは、すごく速かった。中国の Tencent(騰訊、HKG:0700)がタクシー呼び出しアプリの Didi(嘀嘀打車)シリーズCラウンドで出資してからまだ数日だが、Tencent のメッセージアプリ WeChat(微信)は Didi を使ったタクシー呼び出しを可能にする機能を WeChat に追加実装した。

Tencent Tech(騰訊科技)によれば(Technode による情報提供に感謝)、WeChat の Discover の欄の下にある My Bank Card ボタンを押すと、タクシーを予約できる選択肢が現われる。

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その後、ユーザは目的地を入力し、ボタンを押せばタクシーが呼べる。運転手が呼び出しに応じれば、ユーザは乗車したことをアプリで知らせ、WeChat Payments(微信支付)で支払ができる。当面、WeChat を使った Didi のタクシー呼び出しサービスは北京でしか使えないが、さほど時間を置かずに他地域にも展開される予定だ。

今回の連携は、それぞれの事業分野でマーケットシェアを固めようとしている、Tencent と Didi の双方にとって都合のよいものだ。Tencent は現在、WeChat をマネタイズさせている最中にあり、そのためには、ユーザに銀行口座を WeChat Payments のアカウントに連携してもらう必要がある(社内の類似サービス Tenpay=財付通 と食い合っている)。WeChat Payments は中国で最も人気のあるタクシー呼び出しアプリと連携することで、単なる決済の利便性以外にも利用してもらう理由を与えることになる。なぜなら、そもそも車に乗りたいと思う人が、現金を持ちたくないとは思わないからだ。

タクシー呼び出しアプリに触手を伸ばす巨人は Tencent だけではない。昨年、Alibaba(阿里巴巴)はライバルの Kuaidi Dache(快的打車)と提携し、Alibaba の Alipay Wallet(支付宝銭包)を使ってタクシー料金を支払えるようにした。したがって、Tencent のこの分野への進出は、モバイルコマースをめぐる熾烈な争いの中で、Alibaba に対する仕返しの動きと見ることもできるだろう。先月、WeChat と Alipay Wallet は、映画チケット販売の O2O決済サービスをリリースしている。

Didi は今回のシステム連携により、日常的に WeChat を使っている潜在顧客層にアクセスしやすくなる。WeChat の世界中のアクティブユーザは現在2.7億人で、その多くは中国国内に在住している。

iResearch の調査によれば、Didi は中国のタクシー呼び出し市場の約60%を占めており、登録ユーザ数は2,000万人、登録運転手数は35万人、中国の32都市で利用できる。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

Zeguestlist、NFCブレスレットとモバイルアプリでフィットネスイベントの参加者を管理

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シンガポールおよびノルウェーを拠点とするモバイルイベントテック企業Zeguestlistのサービスが、ノルウェーで開かれたフィットネスコンベンションで利用された。その状況はどのようなものだったのだろうか? Norwegian School of Sport Scienceの毎年開かれるフィットネスコンベンションはノルウェーのオスロで開催された。シンガポールとノルウェーを拠点とするモバイルイベントテ…

Zeguestlist

シンガポールおよびノルウェーを拠点とするモバイルイベントテック企業Zeguestlistのサービスが、ノルウェーで開かれたフィットネスコンベンションで利用された。その状況はどのようなものだったのだろうか?

Norwegian School of Sport Scienceの毎年開かれるフィットネスコンベンションはノルウェーのオスロで開催された。シンガポールとノルウェーを拠点とするモバイルイベントテック企業のZeguestlistは、1,000を超える参加者と132のセッションをクラウドベースのソリューションで管理する業務を担当した。

2013年11月15日~17日まで開催されたこのイベントでは、オンライン決済、QRチケット配信、NFCセッションチェックイン、実際に参加した人たちの出席人数チェック、イベント後の統計業務が関わった。

Zeguestlistは、NFC対応のZTE Numbia Z5搭載のモバイルアプリを活用して、初期登録、靴の配布、平行したセッションへのチェックイン、昼食の配布に至るまで、ショーのすべての行程を取り仕切った。

イベントの参加希望者はまずチケットを購入し、靴のサイズを指定してから、6か月先までの各セッションの予定が記載されているカレンダーが表示される登録ページを通して、希望のセッションに開始2日前までに初期登録をすることになる。

登録すると、選択されたセッションとその詳細を添えた確認のメールが届く。また、合わせて届くSMSにNIH Web Appへアクセスするためのリンクが表示されており、そこではセッションの変更もしくは確認、ランチやディナーなどの追加申し込み、イベントに関する情報の閲覧が可能だ。


開催初日にまず、QRコードのチケットをZGでスキャンし、開催期間中有効なNFCブレスレットを受け取る。このNFCブレスレットがあれば、事前に申し込んだセッションに入場したり、指定したサイズの靴やランチなどを迅速にピックアップしたりできるのだ。

Zeguestlistアプリを使った全てのNFCチェックインは、イベント期間中ライブの統計を作成した。同ウェブアプリにはセッションを変更するゲストから6,000のログインがあり、運営側はリアルタイムで登録状況やどのセッションが人気であったかトラッキングすることができた。

Zeguestlistのアイデアが生まれたのは、タブレットがテックシーンで人気の出てきた2010年であった。クラウドベースの運営サービスは、イベント業界をよりスマートにすべく新たなタブレット技術が活用されるようになった。Zeguestlistは最近シンガポールにてNFCを利用した結婚式も運営した。

【原文】

パーソナルモビリティのWHILLが新たな調達で175万ドルのシードラウンドを完了、ザッポスCEOのファンドも参加

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WHILLはもうそろそろラスベガスのCESに到着した頃だろうか。 次世代のパーソナルモビリティ「WHILL」を開発するWHILL, Inc.は1月6日、Vegas Tech Fund、500Startupsおよび三菱UFJキャピタルと個人投資家からの資金調達を実施したことを明らかにした。 今回の調達額は75万米ドルで、かねてより実施していた総額175万米ドルのシードラウンドでの資金調達を完了したと…

WHILL

WHILLはもうそろそろラスベガスのCESに到着した頃だろうか。

次世代のパーソナルモビリティ「WHILL」を開発するWHILL, Inc.は1月6日、Vegas Tech Fund、500Startupsおよび三菱UFJキャピタルと個人投資家からの資金調達を実施したことを明らかにした。

今回の調達額は75万米ドルで、かねてより実施していた総額175万米ドルのシードラウンドでの資金調達を完了したとしている。なお、今回のラウンドに参加したVegas Tech FundはザッポスのCEO、トニー・シェイ氏がパートナーCEOを務めるファンドとなる。

また、既に報じている通り、これに合わせてWHILLはウェブサイトをリニューアル、先行予約を開始している。


WHILL代表取締役の杉江理氏には少し前に話を聞いてあるのだが、その時の話ではプレオーダー時点で既に100人以上のユーザーから購入希望の申し出を受けているという。現在は米国での販売を先行しており、日本販売については今年の冬を目標に計画を立てているそうだ。

今回の資金についてはWHILLの開発はもちろん、今後、必要とされるメンテナンスなどに対応できる人材の確保に使われると話していた。日本製品らしく、顧客満足度については高いレベルをぜひ実現して欲しいし、杉江氏もこの点については「重要視している」と語っていた。それ以外にもビジネスデベロップメントやフィールドエンジニアなど、人材を募集しているそうだ。意欲ある人材はドアをノックしてみるといいだろう。

冒頭に書いた通り、杉江氏は現在、ラスベガスで開催中のCESへ出展予定で、先ほど「移動中です!」というメッセージを私に送ってくれた。

海外で本格的に挑戦して認められる国産スタートアップが増えていることは頼もしいと共に、今後、彼らに続く起業家にとっても重要な情報をもたらしてくれるだろう。引き続き、WHILLの情報についてはウォッチしていきたいと思う。