マンツーマンのプログラミング学習サービス「CodeCamp」がCAVから4000万円を資金調達し、非エンジニア向けコースも提供開始

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codecamp

エンジニアがマンツーマンでプログラミングを教えてくれるサービス「CodeCamp」を運営しているトライブユニブ社がサイバーエージェント・ベンチャーズから約4000万円を資金調達したことを発表した。

トライブユニブは2013年5月に「インキュベイトキャンプ 5th」に参加。その後、2013年7月にインキュベイトファンドから約300万円の出資を受け、同年10月にサービスをローンチしていた。

トライブユニブには、サイバードで新卒研修を担当していたメンバーがおり、彼がカリキュラムを作成。未経験から職業レベルのプログラミング技術を身につけさせる本格的なプログラミング教育サービスとしてスタートしていた。

運営から半年以上が経過し、予想以上に非エンジニアの受講者が多かったことにより、「CodeCamp」では今月から非エンジニア向けのコースを開講している。「CodeCamp」に新設されたコースは、HTML、CSSを学ぶ「ベーシック」コース、HTML、CSSに加え、JavaScriptとJqueryも学ぶことができる「スタンダード」コースの2つだ。

codecamp plan

技術的な理解がないとエンジニアとコミュニケーションがとれない、プロダクトの開発スピードが遅くなることなどから、ディレクターやデザイナーといった職種のユーザからの受講希望が多く、受講者全体での非エンジニアの数は約8割にも登っていた。

「CodeCamp」であれば、オンライン映像を閲覧するだけよりも細かな点までカバーして教えることができるし、実際の場でのスクールよりも一人ひとり丁寧に対応することもできる。その上、深夜23時以降、自宅からでも受講可能なため働いている社会人にとって受講日程が調整しやすくなっている。

トライブユニブ代表取締役の池田洋宣氏は、来年3月までに1500人の受講生の獲得を目標としているとコメント。さらに、個人受講者の増加を図る他、企業研修として「CodeCamp」を使ってもらえるよう営業を行っており、すでに手応えを感じているという。

ひとまずは現在扱っている言語のみの対応の予定だが、ネイティブアプリの需要の高さなどから、コースの追加もありうる、と池田氏はコメントしている。プログラミングの学習に挫折した経験のある人も、「CodeCamp」であればプログラミングを修得することができるかもしれない。

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