
個人向け3Dプリンターが続々と登場する昨今だが、国内代理店が日本向けに取り扱いをしているのか、そうでないのかでは、安心感が違ってくる。
今回新たに国内代理店「BRULÉ」が取り扱いを開始したのは、オランダのメーカー「Ultimaker」の3Dプリンター「Ultimaker2」だ。
Ultimaker2の特徴は、20ミクロンという積層ピッチに300mm/sの高速印刷。BRULÉによれば、この数値は「熱溶解積層方式(FDM)」において最高レベルだという。
造形可能領域は230 x 225 x 205 mm。本体サイズは35.7 X 34.2 X 38.8 cmで、こちらも同社によれば「同クラスの造形可能領域をもつ製品では最小クラス」とのことだ。
材料についてはOpen filament systemを採用しており、使いたいフィラメントを自分で選んで利用することができる。
このUltimakerシリーズはヨーロッパでの人気が高いようで、Fabcrossの紹介していた3D HUBSの6月版3Dプリンターランキングによれば、欧州においてはUltimaker1が1位、Ultimaker2が5位となっている。
北米ではなかなか苦戦しているようだが、日本を含むアジアにおいて、欧州のような支持を得られるかどうか、楽しみなところだ。
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