トーマツ、過去三年間の収益成長率の高い企業を表彰する「Fast50」を発表。1位は人工知能技術スタートアップのHEROZ

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<ピックアップ>テクノロジー企業成長率ランキング 第12回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」発表|プレスリリース|トーマツ

有限責任監査法人トーマツは、日本国内のTMT(Technology、Media&Telecommunications)業界の過去3年間の収益成長率に基づいた、成長企業50社のランキングである「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を発表しました。このランキングは、監査を受けている法人を対象に行っており、また、売上額ではなく収益成長率をもとにしていることから、半数近くはベンチャーがノミネートしている。もちろん、上場企業も成長著しい企業もあり、また、B向けC向けなどさまざまな業種がノミネートされており、一般的なランキングとは違った顔ぶれとなっています。

1位は、人工知能技術を活用したストラテジーゲームやスマートフォンアプリなどの企画・開発を行っているHEROZ。棋士と将棋対決を行う人工知能の中を作ったことでも知られています。過去3年間の売上高成長率は1,969%を記録しています。

2位は、太陽光発電システムのスマートライフを普及させるサービスを手がけるアイアンドシー・クルーズで、収益成長率は1,621%を記録。3位にはスマートフォン向けサービスの企画開発を行っているアカツキがランクインし、成長率1,070%を記録しています。

また、50位以内にノミネートされた受賞企業は、アジア太平洋地域のランキング、第13回「デロイトアジア太平洋地域テクノロジーFast500」に自動的にノミネートされる。Fast500の発表は、12月頃を予定しています。

過去3年の成長企業のランキングということで、今後もますます成長が期待できる企業のランキングとして見ることもできます。昨年の1位は、靴のファッションECサイトのロコンドがランクインしています。こうしたランキングを参考にしながら、いまどういった分野の企業が伸びているのかを研究してみるのもいいかもしれません。

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